樹脂パーツは黒々としているほうがイイ!

PEUGEOT 5008
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PEUGEOT 5008のエクステリアは多数の未塗装樹脂パーツで構成されており、特にフェンダーアーチとサイドスカート、リアバンパーは面積の樹脂パーツが用いられています。SUVらしさの表現と実用性の両方を兼ね揃えたデザインですが、メッキパーツやシルバー色のモールが組み合わされることで安っぽく見えない工夫がされています。

4年落ち中古車だから仕方なし・・・

写真では判りづらいですが実物は結構白ボケが目立つ状態、中古車感丸出し。

しかし、未塗装樹脂パーツの欠点は紫外線の影響で徐々に白化すること。最初は整った質感を持っていても徐々に劣化し残念な見た目になってしまいます。4年落ちの中古5008も例に漏れず全体的に白ボケした状態に劣化していて見た目がちょっと古くさく見えてしまいます。

未塗装樹脂パーツが多用されているMINI R52やF60と同じく、5008も納車後一発目のDIYは未塗装樹脂のつや出し&保護を実施します。

5008にも愛用のWAKO’Sスーパーハードを

私は未塗装樹脂パーツのメンテナンスにWAKO’Sスーパーハードを使用しています。R52を購入した際に一緒に購入したものがまだ使い切れていません。内容量が多く塗布後1年ほどは効果が続くため、なかなか無くならないのです(笑)以前は別メーカーの製品を使っていましたが、こちらの方が作業性や耐久性に優れています。価格は高めですが十分モトを取れます。

形状は塗りやすいが面積が・・・

塗布する場所は作業前にきれいに洗車し、ムラの原因となる水分が混入しないようにしっかりと乾燥させてから作業を進めます。塗布後も完全硬化まで時間がかかるため、作業後24時間は水濡れNG、1週間は洗車NGです。屋外駐車環境の方は、施行後24時間は雨に当たらないように天気予報をチェックすることを強くオススメします(私は以前、通り雨にやられた経験あり 笑)

コート剤は製品付属のスポンジを用いて塗っていきます。スポンジ表面にコート剤を数滴垂らし→塗りムラが起きないように塗り伸ばしていくイメージです。厚く塗れば良いというものではなく、まんべんなく薄く拡げていくように塗るのが正解。塗り終わったら後は綺麗なタオルで拭き、塗りムラが残っていないかをしっかり確認しましょう。

しっかり真っ黒に

全体に塗った画。リアバンパーだけで20分ぐらいかかるでしょうか。塗った直後から新車のような黒々とした状態になるので、いつも施工しながらニヤニヤしてしまいます(笑

引き締まった印象に

でも、ニヤニヤ出来るのは最初だけ。5008は未塗装樹脂パーツの面積が多いので塗るのもひと苦労です。特にリアとサイドは面積が大きいパーツが多いので、ムラにならないよう気をつけながら作業を進めます。

フィン部本当に面倒・・・

お次はフロント周り。グリルとバンパー下部の樹脂パーツ部に塗っていきます。どちらも製品付属のスポンジでは塗りにくいため、私は作業用ゴム手の先にコート液を垂らして塗っています。エッジ部すみずみまで塗るのは一苦労です・・・。

ドアミラーウィンカー下部も未塗装樹脂

最後はボディ下部以外の樹脂パーツいも塗布します。5008の場合、ボンネットサイドの装飾部やドアミラー下部、ドアミラーベース部なども樹脂が使われています。スーパーハードの成分はケイ素化合物ですのでゴムモールにも塗布できるとのこと。ただし光沢仕上げになっているパーツは塗ってはいけません。

コツコツ塗って伸ばして拭き取って・・・を繰り返し、1時間ほどですべての樹脂パーツに塗布が終わりました。やってみると5008はとても面倒塗り甲斐があるクルマでした。後は雨に降られないように祈るばかりです(笑

中古車ならではのディティール劣化は他にも

塗り作業中に発見したのが、輸入車あるあるのメッキモール劣化です。これもまた外装をボロく見せてしまう要因のひとつ。遠目では気がつきにくいのですが、近寄るとすぐにわかってしまいます。

パッと見は水垢のような白い斑点の正体はアルマイト表面の腐食による白サビ。綺麗に除去するためにはポリッシャーやヤスリを用いて地道に削り落とすしかありません。腐食具合によってはかなり時間がかかる作業です。

外装アルミパーツを磨く : RB32A55!!!
オルトラ購入時から気になっているポイントをひとつずつ潰してきておりますが、外装は後回しになっていたので、ようやく手をつけることにしました。 今回作業することにしたのは、ルーフレールとウィンドウモール部のアルミ(アルマイト)モールの白化汚れの...

以前所有していたVolkswagen Passat ALLTRACKも同様の劣化が酷く、番手の異なるスポンジヤスリを複数用意→時間を掛けて手作業でサビ落としをしたのを思い出します・・・。寒くなる前に作業しましょうか。

サイド部の光沢メッキ部には何かが垂れて変化した箇所を発見。こちらは何かの液体がかかって腐食したような見た目です。こちらは磨くと傷がついたり光沢がなくなってしまう可能性があるため、専用の研磨材を用意して綺麗にしていきます。

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