設計不良?パワーウィンドウスイッチ脱落

PEUGEOT 5008
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5008の2列目は子2人(小学校低学年・3歳児)の専用席。先日3歳児をクルマから降ろそうとRH側リアドアを開いたところ…本来あるべきスイッチがないことに気がつきました。普段はチャイルドロック+リアウィンドウキャンセルスイッチON状態です。そのため子自らパワーウィンドウを操作することはないため気がつきませんでしたが、いつからないんだ??

実はコレ、中古購入時にも発生していた不具合でした。購入直前の実車チェック時に今回と同様にパワーウィンドウスイッチが脱落していました。その時は納車時までに直してもらったのですが…見事に再発しています。

※外す際に写真撮り忘れたので、対処後の装着時写真です(スイッチついてる笑

まずは何が起きているのかをチェックするため、ドアハンドルを兼ねたトリムを外します。トルクスボルト1本+ツメで固定されているので、ネジ隠しのカバーを外しボルトを除去、内装剥がしで手前側からめくれば外れます。

ポッキリ。
ちなみにスイッチとハーネス感には接続コネクタあり。謎仕様。

外して見た画。あら…やっぱりスイッチ固定用のツメが折れてます…。欠損していませんがその寸前の状態。これではスイッチは固定できませんね。スイッチはドアトリム内に落ちていましたがこちら側に損傷はありませんでした。

ほぼ破損状態・ツメ嵌合部も軽く割れてます。うーん。ショボくないか?

細かく観察してみましょう。ツメ自体の肉厚は薄めで、経年劣化で折れても仕方ないようなもの。パワーウィンドウスイッチを力いっぱい押し込む人はそういないでしょうけど、そういう使われ方もあり得るという設計ではありませんね。

もしかすると、ツメ嵌合が悪い状態で使われ続けたことで最終的にツメ自体が折れたのかもしれません。いずれにせよ、ショボいなぁ。

折れた部分を仮止めし、ホチキス針を配して補強します。

部品番号を調べて中古品があるかどうかをチェック。すると日本国内では流通がなく、eBayに数点出品がありましたが、1点1万円以上…高い…。と、いうことでDIY補修。折れた部分を半田ごてを用いて無理矢理くっつけてしまいます。位置決めしてホチキス針を配し溶着させながら折れた部分を溶かしてくっつけます。

結局また折れたので、補強を追加しスイッチを配してから半田ごて使って溶着。見た目は悪いですが固定できています。

当初はトリムを外し→ツメのビヒを補修してからスイッチ取付と思ったものの、補修部の強度が足りなかったようでスイッチ嵌合時に再び折れてしまいました。そこで、先にスイッチを正しい位置に仮置きした上で半田ごてを用いてガッチリとツメ部を溶解して補修する強行策を実施しました(笑

その結果、多少の力で押し込んでもびくともしません。これで再び折れるようなら純正新品トリムを買いましょうか。

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