高速向きになったアコード

ホンダ・アコード
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前回の続き。新タイヤに交換したことで動きに対する不満はほぼ解消されました。車両に対してタイヤがアンマッチだったというオチで終わりで良かったのですが、新タイヤを装着した時点で念のためアライメント測定・調整をしておこうと思い立ちます。

念のためアライメント計測

そこで、近所のタイヤ館でアライメントをとってもらったんだ。

入庫時にどんな症状が気になっているかと問われたので『高速走行時に車体が左右にもっていかれる』と伝え作業開始です。

結果はまさかの・・・

CU2アコードを預けて30分弱、計測を終えてタイヤ館の人から結果報告が。その結果は、

タイヤ館の人
タイヤ館の人

ビックリするほど正常ですね・・・

あ、ほんとだ。トー角全然狂ってないわ・・・。ただ、調整できないリアキャンバーがずいぶんズレているのは車高が落ちてきているのが要因でしょうか。それが直進安定性の悪化に繋がっている可能性は捨てきれず。トーは正常と判り計測だけで終わりでも良かったのですが、逆になんだか申し訳ない気持ち(小市民)になり規定値ビッタリ調整を依頼。

その後、1時間経過し、

タイヤ館の人
タイヤ館の人

ご指示どおり規定値ビッタリに調整しました、ただその後の試走時にカツオ様が仰っていたふらつき症状を認識したので、アライメント起因じゃない不具合があるかもしれません。当店では対処しきれなかったので調整料は頂きません。

一寸『ん?どういうこと?』と思ったら、調整後の試走でふらつきを感じたのでお代は結構とのこと。この時代にさすがにそれはと思いこちらも調整料支払を申し出たのですが、結局測定料だけ支払って終わりになりました。ありがとうございます。何だかすごく申し訳ないことしたなぁ。

現時点の結論:タイヤが悪い+リアの車高落ち対策も必要

タイヤ交換+アライメント計測を行った結果、不調の要因はタイヤのアンマッチが大きいながら、リアの車高落ちに伴うキャンバー角の不調もひとつと考えます。ダンパーやバネ起因というより、ブッシュかなぁ。リア周りの整備はそのうち考えるとして、ひとまずはこれでおしまいにしましょう。

オマケ:ECSTA PS71で高速・長距離移動を試す

さて、タイヤ交換後はじめての長距離移動の機会がやってきました。いつもどおり、総走行距離は600kmほど・高速道路主体+山道走行のルートです。

オチからいうと・・・狙いどおりの結果でした。

交換前の仕様で気になったふらつきはほとんどなくなり、綺麗にまっすぐ走るようになりました。やはり、ふらつきの主要因はタイヤだったようです。以前は頻繁に修正舵を強いられていましたから、これで長距離移動はだいぶラクになりました。

街乗りで少し大きいと感じた騒音については、やはり高速走行時も音のボリュームはやや大きめ。ただ、低周波のロードノイズが多めで高周波なパターンノイズはあまり気にならないため、耳障りな印象ではありませんでした。

このタイヤの印象の悪さはタイヤ起因なのか、それともサイズチョイスなのか・・・?

コーナリングパワーの立ち上がりは高速走行時においてもリニアなもので、中立からそっとステアリングを切り込んでいった時の変化が自然です。妙に中立付近が重いVEUROとは大違い。ただ、私の中での基準タイヤであるPRIMACY 4と比較するとリニア感はやや劣ります。

グリップ感は想定どおり。ハイグリップな部類ではありませんが、私の使用環境にはとてもマッチしていると感じます。なお、往路の高速道路走行中にどしゃ降りに見舞われましたが、その時の安定感も悪くありませんでした。

すべてに於いて完璧!というほどではないにせよ、1本1万円未満でこれだけ走れるのであれば何も文句がないのが現時点の結論です。あとは距離が進んだときの印象がどう変化するか。Hankookの初期印象はかなり良かったけど、KUMHOもなかなか良いです。

個人的備忘:新品時残溝

センター7.1mm、アウト側7.0mm、イン側6.6mm

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