納車まであと数日。『クルマは納車される“まで”が楽しい』なんて言いますが(誰が?笑)順調にメンテ計画や装着パーツ選びを楽しんでおります。
そんな中で、一番重要なパーツをどうするか?を決めなくてはいけません。それはタイヤです。今回購入したR52にはスタッドレスタイヤが装着された状態。しかも2016年製、ってことで・・・夏タイヤを準備しなくてはなりません。ってことは↓この記事のとおり。
ホイール選び
まず、ホイール選びですがこれは最初から心に決めたホイールがありましたので即調達。前記事にも書いたとおり、MINI純正15インチ 7ホール82です。これの良いところは、純正ホイールながらすごく軽量なこと。これ、単体で5.4kgしかないんです!ちなみにですが、純正15インチのテッチンですら6.7kgというスコア。
この軽さゆえに、MINI Challengeレースでもそのままコレを使うぐらい。社外ホイールですら、この軽さはあまり出会えないんじゃないか?と思います。と、いうのもあって・・・今回でもう何セット目?というぐらい買っているはずです。(記憶が確かなら、これで4セット目 笑)
で、今回はホイール単体を札幌近郊の某自動車リサイクル業者より購入してきました。持ち帰って状態をチェックすると、こんな感じ。
うわぁぁぁぁ!汚ぇ!!!
ちょっと驚きすぎですが、まぁ廃車から頂戴したホイールですからこんなもんでしょう。鉄粉クリーナーだけでは歯が立ちそうになかったので、スポンジヤスリを買ってきて綺麗にしました。
それにしてもですが、ホイール内に貼り付けられたバランスウェイトの多いこと。上記写真はまだ少ないほうですが、1本だけ4分の1周に渡って貼り付けられていたのを発見・・・。ホイールが歪んでいるのか、はたまたどっかの業者が横着したのか・・・。
貼り付けられ方を見る限り、たぶん後者な気がする・・・。ホイール内のあちこちにバランスウェイトがベトベトと貼り付けられているのを見ちゃったら平常ではいられない性格なので、こういう業者とはお付き合いしたくないものです。手間掛かりましたが、貼付の両面テープの痕跡まで全て剥がし、ビード部も綺麗にしておきました。
センターキャップが経年劣化しているので、新品を手配。『MINI』ロゴ部だけ売っていますのでそちらを購入。
タイヤ選び
お次はタイヤ。
R50/52の標準サイズは175/65R15。かつては、このサイズを採用する車種がほとんどなく、一般的なカー用品ではまず取扱いのないサイズだったのですが、その後、トヨタ・アクアやカローラ、ホンダフィット、スズキスイフトなど、国産コンパクトカーが採用するサイズになったことで流通量が激増。今や、カー用品店の店頭には175/65R15コーナーが設置されているぐらい。時代は良くなりました(笑
ただ、低コロ燃費スペシャルのようなタイヤを買うつもりなんて毛頭ありませんので・・・今回はOEタイヤに近いタイヤからチョイスすることにしました。なお、2004年当時OEタイヤとして設定されていたのは、
- Continental PremiumContact 2
- Dunlop SP Sport 01
- Michelin Energy E3A
- Pirelli P3000
【追記】当時の記録を遡ると、それより前は以下のOEタイヤでした
- Continental ContiTouringContact CH95
- DUNLOP SP SPORT 200E
- MICHELIN Energy XT1
- Pirelli P3000
ちなみにどれも既に廃盤。上記うち実際に所有して乗り回していたのは、ミシュランとピレリの2タイプ。当時はP3000装着車が多く、次いでEnergy、SP Sportが少なめで、PC2が全く見かけず、というところでした。で、まぁまぁ見かける3タイプの中で一番評判が高かったのがダンロップ。ミシュランはカッチカチ、逆にピレリがヤワヤワ、その中間がダンロップでちょうど良い感じ、という下馬評。
で、その後継モデルを選んでいくと・・・↓こうなります
- Continental PremiumContact 2(まだ売ってるのね)
- Dunlop Sport BluResponse
- Michelin Energy Saver+
- Pirelli Cinturato P1
あたりでしょうか。一番入手性が良いのがミシュランと思うのですが、Energy Saver+の後継モデルとして、既にEnergy Saver4がデビュー済み。ただ、そのタイヤですが・・・アジア専用モデルとして日本で開発されたモノで、タイ工場で生産されているモデルになってしまいました。いや、たぶんそれはそれで良いタイヤだと思うのですが・・・。ちなみにヨーロッパではまだES+が現行品。
そこで、17年前に高評価だったDunlop SP Sportを選ぼう!と思いましたが、残念ながらBluResponseは正規輸入されておらず入手困難。同じダンロップ製品であれば、エナセーブがありますが・・・求めているモノがだいぶ違うなぁ。なんて思っていたところ、興味深いタイヤを発見!
謎のタイヤ・・・SP SPORT FASTRESPONSE
Dunlop SP SPORT FASTRESPONSE
これ、日本のダンロップサイトには説明が記載されておらず、OEタイヤの紹介でさらーっと触れられているだけ。詳細は↓こちらにありました。
パターン構造がどことなくSP SPORT 01に似た形状をしています。なお、EUタイヤラベリングによると、燃費性能がC、ウェットがA、騒音が67dbというスコアで、ほぼEnergy Saver+とほぼ同じ。
しかもこれ、色々と調べてみると・・・国産車のOEタイヤとして出回っているとな。具体的にはトヨタ・アクアやカローラアクシオ/フィールダーの一部グレードに装着されているようです。サイズ一緒の効果発揮(笑)で、前述車種のOEタイヤだったら、と思い探してみると・・・やっぱりありました!新車外し中古品!(最初からコレ狙い 笑)
ってことで、今回はモノは試しということでコレに決定。気になるのが、175/65R15のFASTRESPONSEはMADE IN JAPAN表記らしい(※まだ現物見てません)これはトヨタがわざわざ住友ゴムに作らせたのか、はたまた住友ゴムから提案があって採用されたのかは判りませんが、パターン一緒で中身はヨーロッパモノとは別モノの可能性もあるよね。
追記:タイヤ納品されました
某大手中古カーパーツ店でオーダーしたタイヤが組み上がってきました。
2018年製で残溝8分山ぐらいでヒビ傷パンク痕なし。モノとしては良品レベル。で、パンク装着+バランス+バルブ交換込みで2万円をほんの少しだけ超える価格でしたので、価格面まで含めて満足しています。
製造国を確認してみたところ、やっぱりMADE IN JAPAN表記でした。まだ履かせていない(というかクルマがまだ来ていない 笑)ので試しようがありませんが、パターンだけ眺めている分にはそれなりに期待できそうなフォルムです。あと、組み上げ重量は未計測ですが、両腕で1本ずつ持っても余裕の重量ですから、タイヤ自体も軽いと思われます。
ちなみにバランスウェイトの貼付具合を見ると、最小限の枚数で済ませたようでひと安心。・・・ってまだ乗って試してませんけど(笑)タイヤ自体の真円度はそう悪くなさそうですね。
それにしてもですが、買ってきたホイールの見た目がちょっとショボい・・・。洗車傷なのかわかりませんが、あまりツヤ感がありません。後日装着に合わせて磨きましょうか。
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