経年車あるある?なのか…。オーリスのドアストッパーがほとんど機能しません。
R52もストッパーが経年劣化で弱くなり→ちょっとの風でドアが不用意に閉まり→身体が思いっきり挟まれ痛〜い思いをするハメになったですが、オーリスの場合はその逆。勢いよく開きすぎるのです。ちょっと元気よくドアを開けたら→簡単に全開状態までまっしぐら。ドアが軽すぎて強風はおろか心地よいそよ風ですらドアが負けます。この状態、駐車場では要注意。不用意にドアの取っ手を離したら間違いなく隣のクルマにドアパンチ攻撃を起こします。これは流石に直さなければ。
で、一番開閉回数が多いフロントだけならまだしも…何がどうなってまさかの全ドアNG。どのドアも容赦なく開こうとする状態。助手席は同乗者に一声掛けておかないと勢いよくドアを開けてしまう可能性があり、ちょっとマズいかも…という状況。地味ながらストレスが溜まります。
ドアチェックがなかなか手に入らない!
こうなった時の対処法はたったひとつ。ドアブレーキ(トヨタ部品名称では「ドアチェック」)を交換するしかありません。さっそくパーツリストを確認→モノタロウで発注したのが5月末。ですがその直後にモノタロウから来た連絡がコチラ↓
■お詫び
メーカーより欠品中のため納期未定の連絡がございました。
誠に申し訳ございませんがキャンセルとさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いいたします。
おっとキャンセルされるとは…。で、3号オーリスに適合するドアチェックは2品番が用意されているのですがそのうち1品番がキャンセル。もう1品番のほうも納品まで2週間以上というアナウンスでした。
品番設定が変わってる??
何とかならないか?と再度パーツリストを調べてみると…意外なことに気づきます。オーリス初期型はRH/LHで別品番(=Fr/Rrは一緒)という設定だったのですが、途中でFr/Rrが別品番(=RH/LHは一緒)に変更されていることに気がつきます。また、その後新たな品番が設定されていることがわかりました。文言だけじゃわかりづらいので、その推移をまとめると以下のとおり。
LH/Fr | 期間 | RH/Fr | 期間 |
---|---|---|---|
68630-12110 | 2006/10-2008/12 | 68630-12190 | 2006/10-2010/06 |
68630-12190 | 2008/12-2010/06 | ↓ | ↓ |
68630-12191 | 2010/06以降 | 68630-12191 | 2010/06以降 |
LH/Rr | 期間 | RH/Rr | 期間 |
---|---|---|---|
68630-12110 | 2006/10-2010/06 | 68630-12190 | 2006/10-2008/12 |
↓ | ↓ | 68630-12110 | 2008/12-2010/06 |
68630-12111 | 2010/06以降 | 68630-12111 | 2010/06以降 |
生産の都合上なのか、部品構造上使い方を変えたのかはよくわかりませんが…何かしらの設定変更が行われたようですね。ちなみに前述のキャンセルとなった品番は『12190』1ヶ月待って手に入ったのが『12110』です。
こうすることで解決…?
で、結局どうしたか?というオチですが、社用車3号に適合するかわからない状態でFr左右用に『12191』を調達しました。ちなみにこちらも6月15日に発注→7月5日出荷という状態でした。まさかこんなパーツ入手に苦労するとは…。
手元に届いた『12110』と『12191』を比べてみます。素人が見る限り、ピラー側固定部の部材以外の違いが全くわかりません。まぁ、この感じなら12191装着しても問題ないでしょう。
交換作業はフツーの手順
交換作業はドア内張りを脱着する必要があります。本来であれば先日実施したスピーカー交換と部材は購入済みのドアデッドニング作業と一緒にやれば1回で終わるはずだったのですが…笑
外したモノを観察してみると、これじゃあドアストッパーの役目果たしてないわ!というのがよくわかる状態まで劣化していました。また写真では伝わりにくいのですが、ドア側の四角い構造体の中にあるゴムブッシュが完全にヤレており、シャフト部がグラグラと動いてしまう状態になっていました。完全に賞味期限切れでしたね。
さくっと新品に交換。交換後、ドアの開閉に適度な重さ感がもたらされた上、半開でのストップもしっかり利くように改善されました。これでドアパンチ製造マシンから脱却できますね…。
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