思わぬサプライズ?でAさんからタイヤホイールを3セットも譲ってもらうことになったのは先日記事に記載しましたが、それが思わぬ悲劇を招きます。車両受け取り当日の天候は雪。アコードワゴンのラゲッジにシートとタイヤを積むためブルーシートや毛布を持参したのですが、どうしても1セット分が積みきれず急遽8代目アコードにも1セットを積載しました。
そのホイールに付着していた雪は片道2時間の復路で溶け出し、どんどんシートに染み込んでいき・・・到着したときにはシートがずぶ濡れ状態に。
汚れが目立つライトウォームグレー内装


翌朝、ずぶ濡れのシートは見事に痕跡まみれに・・・。
これ、シミではなく何かが溶け出したような痕跡。触るとしっかり固形物で、爪先でこそぎ落とそうとしても全く取れずガッチリと付着しています。後にわかったこととして、この固形物の正体はシートクッションやファブリックが経年劣化したところに多量の水分が染みこんだことで表面に出てきたもののようです。
もともと綺麗なほうではあったけど


この白い固形物も気になりますが、シートも全体的に年式相応の汚れが目立ちます。明るい内装色の宿命でシート表皮には汚れが目立ちます。過去に何かをこぼした痕や、何かの汚れが付着した痕があちこちにあります。
いつものお掃除グッズで清掃してみる


まずはクリーナーでゴミを掃除します。大きなゴミはクルマ用に購入したマキタ製のコードレス掃除機を使用。今回はシートや床面だけでなくダッシュボードやセンターコンソール周りも綺麗にするため、マキタとは別に自宅用掃除機として愛用しているDyson Micro 1.5kgも引っ張り出します。

掃除機に付属しているコンビネーション隙間ノズルはクルマ掃除に持ってこい。細いノズルに加え、ブラシを先端にスライドすることで、細かな隙間に入り込んだゴミを掻き出して吸引できます。コンソール部分の溝やパネルの隙間に入り込んだゴミが楽に掃除できて本体も軽量ですから、車内掃除には持ってこいのモデル。ただし車内の床清掃は『室内専用』という理由でヨメ氏から厳重に禁止されています(そりゃそうだ 笑
スチームクリーナーで頑固な汚れを取れやすく+臭いを除去

お次はスチームクリーナーで拭き掃除。スチームの当て過ぎに注意しながら車内のあちこちを清掃していきます。前述の白い固形物もスチームで溶かしながら除去していきます。
バカ落ちルークリ洗剤で頑固な汚れにアタック

スチームクリーナーでは落ちない頑固な汚れは室内クリーニング用洗剤を用いて汚れを落としていきます。R52のシート汚れ落としで大活躍した洗剤がまだ残っていたので使用しました。洗剤をスプレーして→馬毛ブラシでゴシゴシ→拭き上げをすることで、商品名どおり汚れがバカ落ちします(笑
リンサークリーナーで仕上げ

最後はリンサークリーナーを使って汚れを吸い出していきます。動作音が大きいのでドアを閉め切って作業しますが、車内が広めのアコードだと作業が楽で良いですね(・・・そこ?笑)
フロアマットに苦戦

一番苦戦したのはフロアマット。内装色に合わせたマットなのは良いのですが汚れが目立ちます。長年の泥汚れが深く付着しており、普通に掃除機をかけても綺麗になりません。こんな時はリンサークリーナーが大活躍!ものすごい勢いで泥水が吸い込まれていきます。

何度も丁寧に吸引してここまで綺麗になりました。それでも落ち切らない汚れが少し残っています。こうなっちゃうと新しいマットを買った方が早い気がするのですが、入手は極めて難しそうです。もっともビカビカに綺麗にしても、外回り時にどうせまた汚れますので、これぐらいで十分かも。

フロアマットから吸い込んだ泥水。とてつもない汚れ方です…。
かなり綺麗になりました


1時間ほど清掃をして、気になる汚れは大幅に軽減されました。それでも落ち切らない汚れがありますが、それらは目を瞑ることにします(笑)
冒頭の白い付着物はスチームクリーナー+リンサークリーナーでだいぶ落ちますが、あまり水分を含ませ過ぎるとまた現れてしまう厄介者。水分を使った作業は最小限に済ませ、マイクロファイバータオルで拭いとるぐらいが良いかもしれません。
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