R52復活計画|サブ社用車へ昇格…?

MINI R52
この記事は約5分で読めます。

今年6月以降、吹いて飛ぶような小企業は「貧乏暇なし」な忙しさ。何度か触れているとおり社用車F60が大活躍。一気に走行距離も伸びました。一方で趣味車として購入したR52に乗るヒマはほとんどなく、乗るのは2週に1回ぐらい。4月末に点火系とヘッドライトをメンテナンスしましたが、その後はほとんど乗る機会に恵まれず。結局、7月からはいったんウィンターシーズン用に確保した保管スペースに退避していたぐらい。

そんな中、しがない小会社も業務拡大のタイミングに。来年1月より従事者が2名増えて計4名体制なるため、社用車を増車する必要性が高まってきました。仕事柄、クルマがないと仕事にならないわけですが、世界的な半導体不足に起因する新車供給遅れが結果的に中古車相場を引き上げているということもあり、手頃なプライスで購入できるクルマがありません。。。(もっとも、そんなに資金的な余裕もありませんけど…)

と、いうことで…F60は同僚たちに運用してもらい、私は次の社用車を導入できるまでの間、オンボロR52を運用することにしました。(X2という選択肢もありますが、ヨメ氏がAT限定免許でR52を運転できないためNG)

やっぱり足回りがかなり劣化している

BMW F アクスル キャリア/コントロール アーム

さて、社用車登用を決める前に何度か長距離行程を試してみました。結果から言うと、やっぱり足回りが相当ヤレていることを認識させられます。まず、高速走行時においてはステアリングの安定感があまりよろしくありません。一般道であればさほど頼りなさ感を感じないのですが、やはり高速域になるとステアリングのどっしり感がみるみる低下。まっすぐ走るのですが、ステアリングがチョロチョロフワフワではやっぱり疲れます。

この要因は何点か考えられますが、少なくともロアアームブッシュの劣化が大きな要因と考えられます。で、劣化状態を確認する方法は↓コレ

タイヤを蹴飛ばす方法です(笑)この他にも、トルクレンチでホイールナットをカチカチやると同様にタイヤが動くので判別可能。ブッシュがダメになっている個体は接地状態でタイヤが前後に動きます。で、我が家のR52についてはやはりタイヤが動きます。(しかもけっこう…)それ以外には、ロアアームのボールジョイントも劣化している可能性。それから路面の亀裂に呼応してカタカタと音がすることが多々あります。原因として考えられるのはフロントスタビライザーマウントかスタビリンクが劣化している可能性があります。

これらは全てサブフレームを降ろして作業すれば一気に交換できるパーツなので、早めに作業をしたいところ。問題は自分でやるか、プロショップに依頼するか。もう11月なので、外作業は寒いしなぁ。。。

ひとまずは一番重要な「スタッドレスタイヤ」から

さて、そう決断したのも束の間、考えなくてはならないのウィンターシーズンの装備です。昨年は冬ごもりさせていましたからスタッドレスタイヤも賞味期限切れのものでOKだったのですが、日常的に乗るのはかなり無理な話。と、いうことでまずはスタッドレスタイヤを新調するところからスタートです。

で、タイヤチョイスはF60と同じくまたもやMichelin X-ICE SNOWを購入。ブリヂストンの最新スタッドレスタイヤ「VRX3」も気になっていたのですが、結局X-ICEをチョイスしました。

ちなみにF60のときの教訓むなしく(笑)今回は某倉庫店で購入。これは諸事情で急遽、店頭在庫があるところで買う必要に迫られたため。正直、そこまで安くはありませんでしたが工賃0円+プリペイドカードで8,000円キャッシュバックなのでまぁ良しとしましょう。。。

なお、装着したタイヤは2021年27週製造のMade in Germany。今まで何本もX-ICE買っていますが、ドイツ製は珍しい。たまたまか?と思い調べてみましたが、もしかすると175/65R15は全数ドイツ製なのかも。メーカーからは「製造国で性能の違いはない」とアナウンスされていますけど、やっぱりヨーロッパ製と聞くと何となく得した感あります(笑

スノーワイパーも購入

そういえば昨年5月にワイパーを購入してから(あまり乗っていないこともあり)そのままになっていたBOSCH AEROTWINも久々に乗るとびびり音が。J-FITは替えゴムがあるのでまぁ変えれば良いか…なんて思っていたら、既に北海道のカー用品店には夏用ワイパーの陳列がありませんでした。まぁ冬場に夏用ワイパー買う物好きなんて皆無でしょうから当たり前ですけど…。

それならば、とスノーワイパーを購入。今回購入したのはPIAAのフラットスノーシリコート。冬用ですがいわゆるフラットブレード型のワイパーです。以前はValeo名義で売られていたかと思いますが、いつの間にかPIAA名義に。ちなみにR50/52/53については適合情報がありませんが、運転席側・助手席側ともに「45B」をチョイス。多少拭きが甘くなることがありますが、概ね問題ありません。

融雪剤地獄に耐えられるか?

当初は少しだけの剥がれでしたが、1年半でかなり進行しています…

それから、ウィンターシーズンは道路に大量に散布される融雪剤の影響も無視できません。足回りを眺める限り、ストラットやアームまわりは錆がR52多少発生している程度ですが、ブレーキ周りは結構錆が発生している状況。下手するとキャリパーが固着してしまうこともありますから、注意深く観察する必要があります。

また、ボディ外板の一部もクリアが剥がれている状況なので、一気に進行しないことを願うばかりです。対処法は再塗装するしか方法がありません。

ついに大物にも着手…?

また、以前から「いったん保留」していたあの大物部品についても、交換用のブツ(高年式部品取り車から外したもの)を調達済みです。でも結局走行性能にはまったく影響のない部分でもあるため、そのまま来春まで寝かすことになるかも…?これについてはそのうち続きを。

コメント

  1. HOPE より:

    久々のR52ネタで、同じクルマ乗りとしては大変うれしいです。
    “大物部品”。すでに交換用を調達済みとは驚きです。まぁ暖かくなってからでいいんじゃないですか動き出すのは。ワクワクしますね。
    (私はもうあきらめていますが)

    • アバター画像 Hokkai_K2O より:

      久々にR52ネタでした。
      書いてる本人は嬉しい気持ち半分、どうしよう感半分でなかなか複雑な心境です。
      大物部品、買ったはよいのですが場所取るのでさっさとやりたいんですけど…苦笑

      今はひとまず安心して乗れる=新車のときの乗り味を戻すことが先決で、ちょっとあれこれ考えています。でもまぁそっちもそれなりに予算が必要で…

タイトルとURLをコピーしました