最近はあまり頑張って書かなくなったBlogを書きたくなったのは、クルマの乗り換えになった要因があまりにも現実離れしていてたぶんこんな経験をする人はそうそういないだろう…と思ったから。
つまりは、同じように路頭に迷う方が出ないよう、心の底から願いつつ、これまでのあれこれを綴っていこうと思います。出来事があまりに多いので、小分けにやっていこうかと。
きっかけは個人間カーシェアリング
全ての発端は、この2年もの間、ほとんどJCWに乗っていないことから始まります。皆さんご存じのとおり、クルマはあまりに乗らな過ぎると逆に痛む、という面倒なモノ。
平日は会社支給のレンタカーで生活し、週末は子育てに使い勝手が良すぎるパサートに乗ってばかりだったため、JCWを動かす=ボディが雨シミと土埃まみれになったので洗車するためという日常でした。さすがにほとんど乗らないクルマのローンを支払い続けるほど我が家は裕福ではありませんので、売却検討もしたのですが、思いのほかリセールがよろしくないこともあり、断念。
その解決法として、最近徐々に世間へ浸透し始めた『個人間カーシェアリング』を活用し、乗らないクルマの有効利用を模索したのがスタートでした。
そこで、個人間カーシェアリングで一番登録台数が多いと思われるAnycaにオーナーとして登録。
今後、もう個人間カーシェアリングを利用することはないと思いますが、Anycaさんに罪はないので(笑)一応、当初書こうと思っていた内容を↓以下に綴りたいと思います。
注意:以下の文章は『あれこれが起こる前』にネタ帳に書き溜めておいたものです。
個人間カーシェアリング登録の経緯
最近、ほとんどと言って良いほどJCWに乗っていません。
やはり子連れの身としては、ステーションワゴンの利便性に勝るものはなく、結局パサートの出番ばっかり。じゃあいっそ売ってしまおうかとも考えましたが、昨今の自社登録乱発のMINI中古市場を見るに、二束三文感が…
まあ、
乗る機会がないだけで、飽きたとか買い替えたいとかでは全くないんですがね。
といえどもやっぱり資産をただ青空駐車し続けるのもなんかなぁ〜と思っていたら、最近個人間カーシェアリングが活発になってきたとな。最初はためらいがありましたが、やっぱりクルマは走ってナンボと思いましたので、思い切って登録!
(トレンドを体感してみたかったという好奇心もあり 笑)
登録にあたり気になった点がいくつかありましたので、体験記として綴ってみます。
1)いくらで貸し出せるの?
→購入時の情報(支払い総額や年間維持費、中古車購入であればその時点の走行距離)を入力すると設定可能な上限値が算出されます。私の場合、上限は15,000円程度という算定結果になりました。
ただ実際には、他の方の価格を参考にして値付けすることになると思います。首都圏でMINIを貸出ししている方の場合、だいたい5,000円前後、北海道で同クラスの輸入車の場合は10,000円前後。結局、まずはお試し!と思い、8,000円に設定しました。
2)保険はどうなるの?
→自分の保険契約を変える必要があるのか?と思いきや、借受者が1日自動車保険を契約する決まりになっています。対人対物の設定は無制限。ただし車両保険の上限は300万円のため、全損事故が起きると自身で契約している保険よりも低い額しか支払われません。
万が一そんな事象があった場合、貸主・借主の協議の上解決とのこと。多少のリスクは伴うということですね。
3)引き合いあるの?
首都圏であれば、ユーザーもシェア車登録台数も多いようですが、ここは北海道。登録台数もそんなに多くありません。当初の想定は北海道在住のクルマ好きへ貸し出しを想定していましたが、フタを開けてみれば本州在住の北海道旅行される方からの問い合わせがほとんど!…そうだよなぁ。
と、いう点では、趣味性の高いJCWはそれなりに引き合いありそう。もうちょっと売り込み方考えてみようかなと。
ここまでがネタ帳。
はじめてのシェアリング申込受領
登録してから1週間。何件か問い合わせが来ました。
はじめて問い合わせ頂いた方は、若い?カップルと思わしき方。
その女性のほうからコンタクトがあり『北海道旅行をするので使用したい』という希望でした。ただ、この方とやりとりをしていたのですが、何かが引っかかったので、結局その引っかかりをこちらから確認したところ、先方からシェア希望の取り下げ。その理由というのが、そのお方の自己紹介文に、
『私も運転しますが、主として【某国産車メーカー】エンジニアとして勤務中の彼が大体運転します!!』
という一文があったこと。この紹介文には問題がないように見えますが、実際は、その彼氏さんもAnycaにドライバー利用登録をしていないのであれば、貸し出してはいけません。それは、保険契約上記名被保険者に登録されていない方が運転し→事故が発生した場合、一切補償されないからです。
具体的には、カーシェア利用申請時に、運転する予定の方全員分の登録が必要で、そうしないと万全な状態で保険契約が出来ないことになります。もちろん、それをせずともシェアリング申請を受領することも可能ではありますが、全く好ましくないことと思います。うがった見方になってしまいますが、その方がドライバー利用登録が『できない』可能性も排除できません。
もちろん、事故がないことが大前提ですから、それでも貸す・貸さないは自由。でも、先に言っておきますが、個人間カーシェアで起きたトラブルは『基本的にオーナー・ドライバー間で解決』が原理原則。泣かないためにも、規約をしっかり読み、リスクをしっかり認識する必要があります。
次にコンタクトがあった方は、プロフィールもきちんと記載されており、やりとりも迅速丁寧、その方もオーナーとしてクルマを貸し出した経験がお有りだったため、私の初めての貸出しはその方にしよう!と即決しました。
貸し出し準備、そして引渡し…
Anycaアプリ上でやりとりを行い、貸出場所や時間、返却方法などを打ち合わせ。
貸し出し前日の夜には、すっかり汚れていたJCWを念入りに手洗い洗車。室内も快適に利用いただくために綺麗に清掃。…こんなにビッチリ洗車したのはずいぶん久しぶりだなぁと思うぐらい。
そしてとある金曜の夜。指定場所へ配車し、簡単な説明を行い貸し出しをスタート。これが、JCWの最後の雄姿でした…
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