社用車選び|思考ベース

クルマ全般
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極めてどうでも良いチラシの裏ですが、しがない管理職から大幅にランクアップ(もしかしたら大幅にランクダウンかも 笑)することになりました。

と、いう書き出しもどうかと思いますが・・・この度、10年働いた『お堅い業種の会社』から離脱し、長年一緒に働いた同僚とふたりで法人設立し、独立することとなりました。ただ、仕事の内容は今までとそんなに変わらず、そして仕事の『行き先』も今までと変わらずという。と、いうことは、自己紹介にもあるとおり毎週1,000km近くをクルマで走破しちゃうような生活はまだまだ続くということです。

しかし、当然ながら『独立』するということは、何から何まで自分で用意する必要があるということ。それは移動の相棒についても同様。と、いうことで、またクルマ買います!

北海道という土地柄

さて、クルマ云々の前に。

我々の故郷であり、主戦場であり、そしてこれからも住み続ける北海道。広大なのは言わずもがな、ですが、その割に交通インフラはまだまだ貧弱だったりします。函館方面(道南)と札幌・旭川圏(道央)はまだマシなんですが、旭川以北の道北エリア、帯広以東の道東エリアについては、JR路線はあるものの使い勝手が悪く、結果的にクルマ移動がメインになります。ちなみに飛行機という選択肢もありますが、運賃が高額なため、現状では除外。その上、主な顧客は『街中』には居ない方々ですから、何にせよ、クルマは仕事の重要なパートナーだったりします。

幸いなことに、高速道路・高規格道路の整備は年々わずかながらも進んで来ていますので、ずっと一般道を走る、という苦行は年に数回となりましたが、それでも札幌→稚内の移動に際しては、元気よく走って5時間370km。うち180kmほどが高速道路で、残りが一般道というルートになります。こんな感じなので、片道200km程度の移動であれば日帰りもなんのその、というところ。ちょっと感覚おかしくなってるかもですが。

今の会社の社用車事情

X1
これも仕事用で借りたレンタカーでしたね

で、いよいよ本題。10年働き続けた今の会社の移動手段はレンタカー。ほぼ毎週クルマを借りてきては乗り回す、というサイクルを繰り返しております。

これだけ乗るなら社用車用意すれば良いのに、と思われるのですが、我が社には社用車がありません。その理由は複数あり、我々の業種は年中忙しいというより、主に11月〜翌年5月までが繁忙期な上、スタッフ1名1名にクルマを準備する必要があるのですが、社用車をその台数用意するとなると相当な台数が必要になってしまうこと、過走行によるメンテナンスコストの増大などを勘案し、所有ではなく必要台数を都度レンタカーで調達するという方針のため。稼働が多い月の場合、1日で10台以上が稼働するときもあります。働き手側としては、その都度借りては返してをするのは面倒ですが、常にメンテがされているクルマに乗れる点は大きなメリットでもあります。これに付き合うレンタカー業者は過走行な顧客は敬遠したいでしょうけど、大口顧客なので何とか取り計らってくれているというところ。

が、今回独立に際し、メンバーから出た意見として『どうせ長時間乗るクルマだから、少しでもイイクルマに乗りたい!』という声が。確かに、今までは所有台数が多くなってしまうのでレンタカー調達でやってきましたが、今後はせいぜい1台2台の稼働になります。

ただ、前述のとおり月に3,000km=年間36,000kmも走る計算。3年経たずして100,000km突破のペース。どう考えても、リース業者に相手にしてもらえる距離ではありません。結果、購入するのがベストという答えになってしまいます。

社用車選びの条件は?

さすがに各人の『好み』で選びましょう・・・とはいきませんので 笑

条件1:安全デバイスが充実していること

Euro NCAP Crash & Safety Tests of Subaru Forester – 2019 – Best in Class – Small Off-Road/MPV

まず、最優先事項として安全デバイスがフルに揃っていること。むしろこれを最低条件にしなければいけません。と、いうのも、やっぱり毎週1000km近い走行距離を走りきる訳ですから、いつヒューマンエラーが起こっても不思議ではありません。

安全デバイスのうち、特に重視したいのがアクティブクルーズコントロールと車線中央維持機能が優れているかどうか。これは、高速道路での移動が大半となることに加え、北海道特有の『信号も一次停止もない田舎道』が延々と続く道路環境も関係しています。これがあるとないとでは大違い。一方、自動ブレーキや歩行者検出などは、あまり効力を発揮する場面がないと思われます。(人、いないし)

  • ACC/自動ブレーキは必須。
  • レーンディパーチャー警告よりレーンキープ機能ありが必須。
  • サイド・カーテンエアバッグ付き。出来ればニーエアバッグまであれば優

条件2:クルマとしての本来性能を有するか

【公式】 Volkswagen Tech Day 2019 (シートポジション解説)

次に重視したい事項は、クルマ本来の役割に忠実かどうか。前述のとおり、1000kmの道中は半分ぐらいが高速道路での移動になります。だいたい、片道2時間強走ることになります。そうなると、高速走行時の安定性がかなり重要になります。

数年前まで、レンタカーでよく回ってきていたトヨタの売れ筋セダンは、レンタカー特有の罰ゲームグレード。テレスコがついていない時点で論外ですが、走らせてもステアリング安定性ダメ、ブレーキフィールダメ、CVTのフィールもダメ、シートも長時間乗るとクッションが潰れ→身体のあちこちに疲労蓄積してダメ、と散々な結果。スタッフからの不満が多かったことを思い出します。私もこのCから始まるクルマが嫌いで、あえて1クラス下のホンダ・フィットを指名借りしていました。(まだ、こっちのほうがマシ)

と、いうこともあり、シートのデキやドライビングポジションの対応幅、ステアリングやブレーキ、NVH性能など、クルマ本来の性能が高次元で実現されているかも、大変重要になります。まぁもっとも、正しい(疲れず安全な)ドライビングポジションを取って運転するスタッフもそこまで多くないですから、そっちも改善しないといけません・・・。

  • ボディ構造や足回り構造が華奢じゃないこと
  • NVH性能に優れていること
  • シートのデキが優れている、または比較的良いこと
  • まともなドライビングポジションが取れること

条件3:サイズ感

次に『そこそこ』重視すべき点としては、ボディサイズと駆動方式でしょうか。まずクルマのサイズ感ですが、そこまで積載性を必要としない業種(ざっくり言えば着替えを詰めた3泊用ぐらいのスーツケースとパソコンさえあれば何とかなります)ですし、移動も基本は1名、遠方だと2名体制というのがほとんどですので、後部座席の居住性もあまり考慮する必要がありません。

また、都市生活者にとって重要な立体駐車場対応サイズですが、現状では気にする必要がなさそう。ただ、車幅は1,850mmあたりで留めておいたほうが後々良さそうな雰囲気。(スタッフの一人が、駐車場に車幅制限のあるマンション住まいのため)

  • 2名乗車出来ればOK。3列シート車や積載能力のある車両は不要。
  • ハイルーフでも良いが、可能な限り車幅1,850mm未満であること。

条件4:駆動方式(※出来れば・・・)

一方で、繁忙期が年末~4月ぐらいまで、ということもあり、積雪期シーズンが一番乗り回すことになるため、AWD車が好ましい、という結論になります。もっと言うと、出張先で思わぬ形で悪天候(猛吹雪)に遭遇することもあるため、スタックしづらい地上高を持つクルマも好まれます。

  • AWD車推奨。でもFFでも良い。FRは避けるべきか?

除外条件:リセールは無視していい

逆に一切重視しなくて良いのが、リセールバリューの良さ。月平均3,000km近い走行距離になりますから、新車で購入しても3年で10万キロに到達してしまいます。こうなると、過走行車となりますから、基本『数年で乗り換え』というより『故障が目立ってきたら入れ替え』と思ったほうが良さそう。(でも、ほぼ高速移動だから、同じ距離走ったクルマよりも確実に状態は良いはず。判る人にはバッチリウケる中古車のできあがり 笑)

ざっと考えた候補車

以上の背景を踏まえると、CセグあたりのSUV車がピッタリというオチになります。その上で、現状買えるクルマで総合的に『安全重視』という点では、国産車であればスバル、輸入車であればVOLVOが良好な選択肢になるのでは?と考えました。と、いうことでまずリストアップしたのは以下の5台。

  • スバル インプレッサ
  • スバル XV
  • スバル フォレスター
  • VOLVO V40 Cross Country
  • VOLVO XC40

それから、スタッフの『希望』で出てきたクルマとしては、

  • スバル レガシィアウトバック(※これは、私チョイス)
  • MINI CROSSOVER(これも、私チョイス)
  • PEUGEOT 3008(これは、ヨメチョイス 笑)
  • トヨタ C-HR
  • ホンダ ヴェゼル
  • マツダ CX-30
  • 三菱 エクリプスクロス
  • VW Golf R(VII)
  • VW Golf ALLTRACK
  • JAGUAR E-PACE(※これは、スタッフの強い希望。ただし車幅がダメそう)

この辺が選択肢と思います。最後の1台だけちょっと異質ですが、これは今回会社設立するパートナーの希望でチョイスです。その点で言えば、兄弟車のレンジローバーイヴォークも選択肢に入るかもですが、現行型はまだデビューしたばかりのため、予算的に 除外しています。

また、車格的にはマツダ CX-5やBMW X1あたりも候補になり得ますが、X1は個人的に『所有したくない』クルマ(※X2あるのに、という意味で)ですし、CX-5はパートナー氏が初代モデルを所有していることから、除外しています。

借りられるクルマは借りて乗ってみよう!

まず国産車の部。スバル車全般とトヨタC-HR、ホンダ・ヴェゼル、三菱エクリプスクロスはレンタカーで調達可能ですので、実際に業務使用してみて検討しようと思います。って、どれも何度も乗ったことあるんですがね・・・笑 CX-30はレンタカーでの準備もないため、ディーラーで試乗するしか方法がなさそう。

輸入車の部。CROSSOVERは懇意のディーラーに頼んでみますか(笑)VolkswagenとPEUGEOTは以前付き合いのあるディーラーに試乗車の用意があると思いますので、借りてみます。ただ、試乗車だとコースが限られるので、可能であればレンタカー調達出来れば良いんだけどなぁ。(個人カーシェアという選択肢もあるが・・・笑)VOLVOについては、V40CCが既に生産終了で在庫販売となっているため、試乗車が調達できるか微妙。以前試乗したことはあるんですけど、改めて乗ってみたい。

『見え方』はどうなのか?

さてさて一方で、本当はいちばん気にしないといけないポイントとして、クライアントからどう見られるか?という問題があります。

選択肢を挙げておいてどうよ?というところですが、やはりこういう時にブランドヒエラルキーはすごーく重要になります。その点で、いやらしさが消しきれないMercedesやBMW、Audiを除外しています。VWはセーフ。Jaguarがボーダー。VOLVOやMINI、PEUGEOTは問題にならないと思います。

また、国産車のレベル感としてはブランドヒエラルキーでNGはLEXUSぐらい。車格で言えば、クラウンはNG、マークXはOKというところ。その点で言えば、現状で購入可能な新車で言えば、レガシィが非常に良いボーダーラインかと思います。SUV系で言えばハリアーが限界か。

新車?中古?

これはかなり頭を悩ませるポイント。創業したばかりで自己資本がそこまで潤沢でない会社のため、そもそもローン組めるのか?という問題もあるわけですが、過走行が確定しているのに、中古でも大丈夫か?という不安も残ります。少なくとも、ある程度の保障が付帯する認定中古車系のタマでないと厳しいのではないでしょうか。

と、言えど・・・都度メンテのためにディーラー入庫するのも金と手間がかかる話。オイル交換や消耗品交換は私が自分で実施するとして、それでも不具合対応はまぁまぁ生命線。本心で言えば新車買って→しっかり乗り倒すのがベストと思っていますが、現状は資金繰りの面も考慮し、状態のよい(定期メンテがしっかりされている)+保証がある程度整っている中古車狙いで行こうと思います。

コメント

  1. HOPE より:

    いやぁ、これは楽しそうでうらやましい。まぁ仕事ですのでそうも言っていられないのでしょうが。私だったら何にするかな??やっぱりクルマとしての基本性能を考えると輸入車かなぁ? 今あげられている中ではゴルフに一番乗ってみたいな。

    • Hokkai_K2O Hokkai_K2O より:

      クルマ無いと仕事にならないうえに、クルマチョイスで仕事に大きく影響してしまうので色々考えてしまいますが、それにしても悩むプロセスは大いに楽しんでいます 笑
      難点は、どのディーラー行っても『買うつもりがある客』と思われてしまうところでしょうか・・・(結局、選定外になって断るのも一苦労です)

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