LCI版F48 X1に乗ってみた

BMW F39
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X2が1年定期点検のために入庫。今回は特段不具合もないので、メンテパッケージでカバーされる部分だけ作業してもらって終わりになりそう。で、半日ぐらいで終わるか?と思っていたところ、1泊2日でお願いしますとのこと。その間、代車を出してもらったのですが、昨年10月に発売されたLCI版X1をお借りしましたので、記事にしてみます。

外観はまぁまぁ変わった

X1
(参考)LCI前モデル
X1 18d
(参考)LCI前モデル

パッと見て一番気がつく変更点は、フロントグリルが大型化されたことでしょうか。上位モデルのX5やX7のように、大きく左右が繋がった形状のグリルに刷新されました。同時にフォグランプ周りの意匠も変更されています。丸形のフォグが廃止され、新たに薄型の四角形ものが採用されています。ヘッドライトも刷新。リア周りの変更点はテールライト以外あまりありませんが、バンパーロアー部がボディ同色となり、18dもサイレンサーが左右出しに変更されています。

グリルの巨大化もそうですが、ヘッドライトも刷新。X2と同じ意匠になりました。4灯式に見えますが内側はダミーなのは従前どおり。それにしても、改めて眺めてみると凝った造形ですね。なお、ウィンカーはヘッドライト上部の『眉毛』部分が点滅するようになっています。細長い形状ですが、流行り?のシーケンシャルではありません。

テールライトも新意匠。最近のBMW流儀にそってL字に光るものにアップデートされました。なお車名エンブレムとグレードエンブレムがそれぞれテールゲート下部に移動したのは過去の年次改良で変更済み。

目玉?装備。ドアミラープロジェクターライト。好み分かれそうですが・・・結構クッキリ映し出されるもんですね。

内装はほぼ変わりないけど

(参考)LCI前モデル

内装の違いは最小限。と、言ってもX1は年式でちょこちょこ変わっているポイントがあるので、参考で掲載している2018年式とは結構あちこち変わっています。LCI前のモデルとの大きな違いはたったひとつで、iDriveディスプレイが10.25インチに大型化された点でしょうか。

大型化されたiDriveですが、画面サイズ以外は何も変わっていません。バージョンもID5(見た目は6)のままですので、機能的にも変わっていませんし、表示もそのまま。フォント表示が若干綺麗に見える点で言えば、解像度だけは変わっているかも。大画面化の恩恵はそこまで多くありませんが、実物を見ると『やっぱり大きい!』と感じます。

iDriveのバージョンそのままなので、メーターもそのまま。ライブコックピットに変わるのは次期型までお預けのようです。ちなみにX1は2019年式からこのブラックフェイスメーターに切り替わっています。(あと、ODOが82km。今回の個体、ほぼ新車です 笑)

また、今回のLCIに伴い18dのシフトレバーが電子式のものに変わっています。このシフトレバーに慣れちゃってるので、機械式シフトレバーの個体に乗ると操作を間違えそうになります 笑

細かいポイントですが、2019年モデルからルームミラーの形状も変更されています。機能的には変わりありませんが、外観がスリムになりました。また、2018年式?あたりから後部座席のシガーソケットもUSB Type-Cに変更。相変わらず18dのベースグレードには後部用吹き出し口が装備されていません・・・。

LCI前のX1オーナーが悔しくなるかも?ポイントがコレかも。X2と同じく、インテリアライトのカラー選択肢が増えました。以前はクラシック(オレンジ)とモダン(ホワイト)だけだったので、少しだけ華やかになりました。ちなみに私はX2でもホワイトを選ぶので、あまり恩恵ありませんが 笑

エンジンまわりは(地味に)大きく変化

B47C20B
(参考)LCI前モデル

エンジンまわり。先に乗った印象から言うと『何か前よりもガソリン車っぽいな?』という印象。最高出力150ps/4,000rpm、最大トルク350Nm/1,750-2,500rpmというスペックは従前から変わっていないはずななのですが、フィーリングが違います。ちなみに何も伝えずにヨメ氏に乗ってもらったところ同様の感想。かろうじてディーゼルであることは気がついていましたが、以前1ヶ月近く乗っていたX1 2019年モデル(※同グレード)とは全然違う!とのこと。

もしや・・・と思い、燃料リッドを開けてみると、

AdBlue補給口がある!ということで、プレスリリースには何ら触れられていませんが、ディーゼルエンジンが新型1シリーズと同じものに刷新されました。フィーリングの違いはエンジンのアップデートに関係しているんでしょうか?

そういえば、さんざん乗ってる18dですが、サマータイヤ仕様を乗るのはこれが初めてかも。今回の個体にはContinental ContiPremiumContact6 SSRが装着されていました。SSRとは何か?と思って調べたら、ランフラットなんですね。ロードノイズは低めでとても良いタイヤと思いますが、やはりランフラットならではのクセは消えておらず、高扁平タイヤにもかかわらず、轍にハンドルが取られる感は消えていません。やっぱり、F48/F39には18インチがベストチョイスに思います。

ちなみにLCI後のモデル変更点もうひとつ。フロントドア下部のグレードエンブレムが廃止。これは単純にコストダウンですね。

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