我が家のR52は以前からガソリンを満タン給油してもメーターの残量ゲージがすぐに反映されない(満タンを示すまでずいぶんと時間がかかる)という地味な不具合が発生中。満タン給油をしても残量計は3/4あたりを示し、そのまましばらく経過すると満タン表示になるというもの。
時間経過後の残量表示は実際の残量との差はほぼなく、残量計と実残量がズレて意図せずガス欠に!といったこともありませんでしたの。そのため『たまたまの不具合だろう』と放置していましたが、一向に直る気配もないので対処することにしました。
燃料残量センサーの不具合?

まず疑うのは燃料残量センサーの不調です。R50系は、後部座席下にある燃料タンクに左右1つずつレベルセンサーが備わっています。センサーはそれぞれ燃料ポンプと燃料フィルターハウジングに固定されており、一般的なフロート式。液面が上下するとアームが動き、残量を検知する仕組みです。そこで、このフロートに不具合が起きているのでは?と推察しました。
パーツ情報を調べてみると、フロートだけの品番設定があるものの日本国内ではほぼ流通していらず、燃料ポンプ・燃料フィルターと一体で販売されているものがほとんど。場合によっては、純正部品を調達したほうが安上がりかもしれません。
作業工程は以前燃料フィルターを交換したときと同様に、後部座席座面を外す・ガソリンを抜くなど面倒な作業がアレコレ。これが容易に想像できて『うーん、面倒だなぁ』と思ったので放置していました(笑
念のためセンサー値をチェックする

とはいえ、前述のとおり『満タン表示になるのに時間が掛かるだけで、満タン自体は検知している』のが腑に落ちないポイント。フロートの構造を考えれば、油面上昇を検知が出来ないのはあり得そうですが、時間が掛かるが最終的に検知されるのは一体どういうことだ…??
アレコレ調べてみると、R50系はオンボードコンピューターのテストモードに入ることで、左右タンクの残量のセンサー値を確認できるとのこと。メーターの操作だけでチェックできるなら即終わると思い、海外フォーラムの情報を参考にOBCテストモードを起動しチェックしてみました。すると・・・

左が27.0L/右が22.0Lで、左右合計で49Lと表示。パッと見で『右のタンク検知量が足りないのか?』と思ったものの、よくよく考えてみれば燃料タンク容量は50Lですから正常表示。むしろ、満タン直後に3/4表示しているということは、検知量合計が37.5Lあたりでなければ辻褄が合いません。
少なくともこの結果だけを見る限り、『センサーは正常』ということになります。
なおOBCテストモードでは、残量センサーの検知値を確認するだけでなくセンサーそのものの動作チェックも可能です。こちらも試しましたが、やはり正常動作中という回答でした。
ソフトウェアリセットで解決・・・?

ここまで来ると、問題は燃料タンク側ではない可能性が濃厚です。こうなると、怪しいのは表示側、つまりメーター(COMBIシステム)か、その内部で行われている表示補正ロジックです。
そこで今度はOBCテストモードからメーター(COMBIシステム)の動作確認を行います。最終的に満タン表示になるのでメーター針の物理的故障ではない可能性が高いものの、念のための確認です。このモードではメーター内の全ランプとLCDが点灯・メーター針がスイーブ動作します。見てると楽しい反面、動きはちょっと怖いです(笑
結果はやっぱり問題なし。では何が悪いんだろう・・・と行き詰まったのですが、最後にダメ元でOBCテストモードにあるソフトウェアリセット(=バッテリー脱着と同じ効果)を試してみたところ、何ごともなかったかのようにキッチリ満タン表示するようになりました。
結局、原因は何かわからないままですが、ひとまずこれで様子見です。





コメント