R52復活計画|ヘッドライトウォッシャーの修理

MINI R52
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キセノンヘッドランプ装着車であれば必ず付属するヘッドライトウォッシャー。

都市部在住であれば、ウィンドウウォッシャーを動かす度にフロント周りがビショビショになるので不要だ!という方も多いかと思いますが、積雪地域ではライト表面に雪氷が付着したり、道路に大量に撒かれた融雪剤が付着してしまうことでヘッドライトの光量が落ちてしまうため、それなりに重宝する機能だったりします。

が、我が家のR52さん。何度ウィンドウウォッシャーを作動させてもヘッドライトウォッシャーが動作しません。最初は液切れか?と思い、ヘッドライトウォッシャー側のタンクに補充をしたのですが(実際液切れだったけど・・・)それでも出ず。もっと言うと、ヘッドライト横から出てくるノズルが動きません。

改めて構造をチェックしてみる

パーツリストを見てはじめて知りましたが、ヘッドライトリング部にあるノズルには電力供給されていないんですね。今までずっとノズル自体がモーターで動作していると思っていました。正しくはタンクにくっついているポンプが送り出すウォッシャー液の圧でノズルが動く仕組み。

と、いうことは・・・ウィンドウウォッシャーを何度動作させても、左右どちらのノズルもピタリとも動かない状態を考えると、上記画像2枚目『3』のポンプが死んでいるのではないかと踏みました。そう思う点がもうひとつ、記憶が確かならば、液が切れていてもモーターが動作して→ウォッシャーノズル自体は動いたはずだったよなぁ、と。

作業工程

修復に当たってはホイールアーチトリムとサイドターンインジケータートリムの脱着が必要。ネジ留め箇所は多いですが、これ自体はさほど難しい作業ではありません。

すみません。汚い画像です・・・。実は、前述の『液切れ?』と思って補充した際、リザーバータンクのフタ兼液面チェッカーの先端に白いドロドロした物体が付着していたことでうっすら気がついていたんですが、タンクからポンプを外した途端、残ったウォッシャー液とともに、おびただしい量のヘドロが・・・。

いつから動作不良だったのかわかりませんが、相当動作していなかったんだと思われます。ということで、タンクを取り外して真水でしっかり洗浄しました。

これが今回交換するハイプレッシャーポンプです。今回はヤフオクで動作確認が取れている中古品を購入しました。新品で購入しても、そこまで高価な部品ではありません。

ポンプもタンクも取り外したの図。タンク自体は3箇所ネジ留めされています。タイヤハウス側に2箇所と、サイドターンインジケータートリムを外すと見える1箇所です。タンク下部を手前に引き出すことで全体が外れます。ポンプは電源供給線とウォッシャー液供給ラインの2箇所を外せばOK。どちらもコネクタ型ですので、簡単に外れます。

結果は?

ポンプを交換したところ、あっさり直りました。

なお、構造的にはウィンドウウォッシャーも同じですから、そちらが不動になった際も同じ要領でチェック、修理が出来ると思います。

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