R52復活計画|納車されたけど

MINI R52
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やっぱりけっこうボロかった

契約から1ヶ月弱。ようやく納車されました。格安で買った1台。決して状態が良いとはさっぱり思っていませんでしたが、実際はどうだったか?というと、やっぱりボロかったという(笑

意外な発見としては、VINデコーダではわからなかった仕様がわかった部分がひとつ。COOPERでは珍しく、DSCが装備されておりました。今でこそDSCは全車標準装備が常識になりましたが、当時はCOOPER Sのみ標準装備、ONE/COOPERはオプション(ASC+Tが装備)だったので、これは良かったポイント。

ちなみに、納車直前にパワステポンプが不調とのことで、交換された状態で納車となりました。R50系ではよくあるトラブルですが、OEM品ですらそれなりにパーツ代のかかる部分ですので、まぁラッキーということにしておきましょう(追い金0円だし 笑)

エンジンの息つき感

引き渡し後、自宅まで帰る途中に気がついた一番不快な点として発進直後から2,000回転ぐらいまでの間、ガクガクっとエンジンが息継ぎするかのような挙動が。ただ、アイドリングが不安定な感じがないので、点火系の不調なのか、はたまたO2センサーの不調なのかは微妙なところ。

もしかしたら何か判るかな?と思い、ELM327ツールを使ってエラーコードを調べてみましたが、何も出ず。うーん。やっぱりISTAが使える環境を整備しないと厳しいのかなぁ?

と、いうことで手始めに点火系(イグニッションコイル、スパークプラグ関係)から変えていこうと思います。O2センサーも交換した形跡がない(というか、それを示す点検記録簿がない 笑)ので手当たり次第やるしかなさそう。

低速ファン死んでる可能性

たぶん、ですが・・・低速ファン死んでます。後期モデルでもやっぱりダメなのね。ファンシュラウドごと交換するか、Amazonで販売されているレジスターリペアキットで対処するかは検討中。

クラッチはまだ大丈夫そうだけど

当初、息継ぎ症状が出た際はクラッチが逝ってる?とも思ったのですが、発進時以外に症状は現れないですし、11万キロの個体の割にはクラッチは大丈夫そうな感じ。ただ、残念なことにゲトラグミッションなはずなのにシフトフィーリングがあまり良くない。それに加えて、シフトがセンターに戻りづらい状態。

Gear stick not returning to centre?

たぶんコレですね。シフトリンケージの動きが渋くなっているのでしょうか。YouTubeにも動画がありますが、該当箇所に潤滑剤をぶっかけて対処してます。これはそんなに難しくなさそうなので、時間見てやってみましょう。

やっぱりブッシュがダメそう

走らせると路面のシワ・ヒビですらコトコトと音を発しています。これはアッパーマウントがダメなときの症状のような気がする。実際、目視でもアッパーマウントにヒビが入っているので、早めに交換しておきたいところ。

と、思っていたんですが・・・左輪でマンホールを超える際に右側からもコトコトと音がするところを考えると、もしかしたらスタビ関係(スタビライザーリンクからの音?)のような気がします。と、いうか、ステアリングもゴトゴトしているから、タイロッドエンドもダメそうだし、たぶんですが『全部ダメ』なのが正解ではないでしょうか。。。

予算が限られているので、一気に全部やるわけにはいきませんが・・・可能であれば、ストラット、アッパーマウント、スタビリンク、スタビマウント、タイロッドエンドあたりを一切合切交換すれば、きっと新車のときのようなビシっとした感覚が戻るのでしょう。それまでに作業工程含めて予習しておこう。

ちなみに、エンジンマウントも液漏れこそ見受けられないのですが、振動具合を見るとダメなんじゃないかなぁ。これもどこかで交換しよう。

ヘッドライトウォッシャーの不動作

さて、これはまだ原因不明なのですが、ヘッドライトウォッシャーが動作しません。モーター自体が動いていないような・・・。ヒューズを確認するも、切れている様子はないんだけどなぁ。もう春ですから、動かないからといって困ることはそんなにないんだけど、冬はとてもありがたい装備なので、そのうち直します。

ショック・・・!幌が!

誰の趣味だったのかわかりませんが、幌に貼られていたMINIエンブレム。納車後、速攻で剥がしてしまおう!と作業しましたが、ご覧のとおりベッタリと糊?が残ったまま。しかも痛恨の事実発覚で・・・

どうも『MINI』の文字が刺繍されているような気が・・・。と、いうことは、これを補修する方法はなく、どうしても綺麗にしたいのであれば『幌交換』しか方法がないということ。これは流石にガッカリポイント。痕跡も汚いし、上から何か貼ったところでそれも目立つし。当分は我慢して、そのうち幌張り替えしよう。。。

ボロボロになったグリルを交換

以前の記事にも書いたとおりですが、グリルはこんな状態。表面にツヤはなく、ボンネット側に至っては外れかけ。恐らく応急処置でテープで固定したんでしょうけど、そのおかげで今度はボンネット塗装のクリアが剥げるという地獄絵図(笑

何かおかしくね?と思い、納車後調べてみたら・・・本来ボンネット側のグリルはフランジナットとロックワッシャーを使い11箇所固定するものなはずなのですが、取り付けられているグリルには一切それらが見当たらず、単純にボンネットに開いている取付穴にブッ刺さっているだけというお粗末さ。そりゃあ取れますわ。

と、いうことで納車後すぐに撤去作業開始。

で、バンパー側のグリルについては、もともと装着されているメッキグリルの上に強力両面テープで黒グリルが貼り付けられているだけだった。で、内側のモールは黒のテープで目張りりされているだけだったので、結果的に購入部品が余計に・・・。

作業完了。やっぱりCOOPERはこのグリルじゃないと!遠目では判別不能ですが、バンパー側グリルモール(U字のほうね)だけ新品、他は経年使用品。輝き方が若干合いません(笑

樹脂モールの色あせ、汚れを手直し

さて、外装の中で古さを醸し出すパーツとして、意外と重要なのが車体全体を囲む樹脂のモールです。これが白けたり筋が出ていると、一気に車両が古くさく見えてしまいます。

で、上の写真が納車直後の様子。白っぽくなっているのに加え、中古車業者の雑な納車仕上げの様子がまざまざと残っております。ガッチリ白いのは明らかにコンパウンドの跡。ろくにマスキングもせず美装仕上げした結果でしょう。

ワコーズ SH-R スーパーハード 未塗装樹脂用耐久コート剤 W150 150ml W150 [HTRC3]

未塗装樹脂の復活で定評のあるWAKO’Sのコート剤を購入。価格はそれなりですが、1回では到底使い切れない内容量。塗布前にブラシなどで汚れを落とし、均一に塗って→5分後ぐらいに拭き取って、という作業は難しいポイント一切なし。塗りやすさ(延ばしやすさ)も良好で、類似する商品よりも性能が高いと思います。

ちなみに、上の写真にあったコンパウンドの残りカスですが、ブラシでもなかなか取れず難儀しましたが、もういいや!と思い塗布し始めると・・・するすると取れていくではありませんか。何だ・・・そんな雑でもOKなのか。

こんな感じでするするーっと。塗っていないところとの違いわかりますか??

モール一周やった結果こんな感じ。すげぇ。新車同様。この作業やるといつも思うことですが、このモールの存在ってすごく大事なんだなぁと。地味なとこですが、これが黒々としているのはやっぱり見ていて気分が良いです 笑

ミラーの付け根も綺麗に

同様にサイドミラー付け根部分にもスーパーハードを施工。こちらはホントに塗装したの?というぐらいに真っ黒になります。この部分は運転しているときも目に入るポイントなので、ボロさを実感しやすい箇所と言えますが、これも綺麗であればかなり自己満足度高いと思います。

さて、次は?

・・・というか、やらなきゃポイントが多すぎる!格安モデルゆえに仕方がないとはいえど、ちょっとメンテも愛情もあまりしっかりじゃない個体だったことはすぐにうかがえる状態。上の写真はリアアクスルの状態ですが、いや、こりゃあ錆びすぎでしょうに!!さすがにこんなんじゃキャリパー固着起こしそう。

自分で直しながら、とか言ってましたけど、ちょっとあまりにもボロい個体を拾ってしまったような気が。という点で、ちょっと勢い任せ過ぎたかな?と反省も。メイン車じゃないので、少しずつ、少しずつ。。。

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