先月末の話題になりますが、BMW JapanよりX2の標準装備が変更になった旨のプレスリリースがありました。内容としては、ACC・電動シート・ワイヤレスチャージングが標準装備に追加されたというものです。そういえば、なぜかMメッシュエディションの展開に関してはリリースがなかったのにコッチはリリース出すんだろう?と思っていたところ、もっと驚く情報がオマケ程度に記載が。その文言は↓
大幅にグレード展開縮小
従来にラインアップされていたsDrive18i, xDrive18d M Sport X Edition Joy+, xDrive18d M Sport X, xDrive, xDrive20i M Sportは、廃止となりました。
おっとこれは・・・我が家のモデルは絶版ということですね。と、いうことで残ったモデルは、
- sDrive 18i M Sport X
- xDrive 20d M Sport X Edition Joy+
- xDrive 20d M Sport
- M35i
の4グレードに絞られました。ついに非Mスポの標準仕様モデルが全滅、燃費性能がイマイチな4輪駆動のガソリンモデルはM35iのみに集約、ディーゼルも昨年8月に追加された20dに集約されてしまいました。20iX、燃費はイマイチですが乗ると良い感じなんですけどね。少しだけ残念です。
一方で、限定車として日本に上陸していたM Sport(非X仕様)がカタログモデルに昇格。フローズングレーの装飾が好みではない向きには待望かもしれません。
X1に至ってはもっと簡素に
2015年にデビューした2代目F48 X1に至ってはガソリン1グレード(18i xLine)、ディーゼル2グレード(18d xLine/18d M Sport)まで縮小され、こちらはガソリン4輪駆動モデルが全滅しました。もともと高出力ディーゼルのグレード設定も存在しなかったわけですが、ココまで絞り込むにはそれなりの理由があるんでしょうね。
ついでに、レンタカーや代車で個人的馴染みのベースモデルもひっそりディスコン。ただし、18d xLine見るとACC・電動シート・パワーテールゲートが装備され価格据え置き(Joy+で503万円)ですから、ベースモデル(496万円)を設定し続ける理由がほぼ無くなったとも言えます。
モデル末期ですね
ここまでグレードを絞ったのは色々と理由があると思いますが、わかりやすくモデルライフの終盤に差し掛かっている証拠でもあります。売れ行きが鈍ってくれば、当然売れる(=売りやすい)グレードに絞るのはよくあること。X2については2018年デビューで折り返し地点というところですが、そもそもX1ほど台数が出るモデルではないため、スポーティーなモデルに絞って売りやすくしたと考えてよさそう。
ちなみに、この記事のトップ画像にしているPHEVモデルの導入は・・・ありませんでした。他モデルのPHEVグレードの売れ行きを考えればわざわざ導入するとは思いづらいところなんですが、世の中電動化が盛り上がり出してきているところですから、モデル末期のカンフル剤として導入はいかがでしょうか?笑
なお、X1については既に次期モデルの試作車が走り回っているようで。上記AUTOCAR記事によると新型は2022年前半に発表とのこと。本国ではあと1年のモデルライフですね。
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