BMW Advanced Car Eye 2

BMW F39
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今回X2購入に合わせて、ドライブレコーダーも純正品を購入しましたのでレポートします。今回購入したのはBMW Advanced Car Eye 2というもの。購入検討の方へ向けて特徴や使い勝手、注意点に触れていきます。

結論から言うとメッチャ高い!

いきなりカネの話ですが、この商品、ディーラーでの取付工賃を含めておよそ10万円。ただし、工賃がやたらと高いだけで、本体はリアカメラがセットになって税別57,400円。市販品よりちょっと高いかな、というレベルでしょうか。ちなみに、X2のアクセサリカタログにはPioneer製のドラレコも掲載されており、そちらのほうが圧倒的に安いです。

ただ、高いだけあって車体とのマッチングは上々。市販品に『BMW』のロゴが入っているものより格段に『純正品感』があります。取付台座ひとつとっても、きちんと設計されているんだなぁと思えるクオリティです。

スマホ世代じゃないと使いこなせない?

ただ、純正品だからと安心してはいけません。はっきり言えば、スマートフォンを使いこなせる方でないとこのドラレコを装備する価値がありません。と、いうより、スマートフォンがないと機能しないと言っても過言ではありません。見た目からもわかるとおり、車内で録画映像を確認するためのモニターは搭載されていませんし、各種設定もスマホにダウンロードしたAppからしか行えません。

Appで出来ることはそれなりに高機能。Appを起動しWI-FIで接続すると、カメラのライブ映像や録画映像の確認が簡単に行えます。その内容はBMWオフィシャルのYouTube動画が一番わかりやすいので、そちらをご覧頂ければ。

ちなみにですが、納車時にセールス氏から念入りに『必ず!必ずマニュアル読んで下さいね!!』と言われたのは・・・もしかするとスマホ連携が必須ということを知らない顧客からクレームが多発しているんじゃないかと勘ぐったりしています 笑

特徴は?

前述のとおり、純正品ならではのフィッティング感はすごく良いのですが、筐体はちょっと大きめ。日本仕様のACE2はリアカメラが小型化されていますが、ただでさえ後部視界の悪いX2の場合、リアウィンドウのカメラがやっぱり目立ちます。

良いと感じる点は、レーダーセンサーが内蔵されており、パーキングモードが効果的に機能する点です。駐車時にGセンサーで動作するドラレコが多いですが、ACEの場合、筐体にレーダーセンサーが備わっており、パーキングモードがONのときは搭載車両に人やモノ近づいた際、記録してくれます。

センサーの感度的には、駐車時にトランクを開けようと近づいた際、リアカメラのLEDが点灯(=記録開始)しているぐらい。全方位記録ではないですがかなり心強いポイント。また、バッテリー電圧監視機能もあるので、電圧が下がると動作が止まる点も安心です。

カメラ画質としては、まぁ至って普通というところ。夜間の感度もそれなり。特筆することはないかな、と。

買い、か?

えらく高額な工賃に納得出来るのであれば、大いに『買い』だと思います。ただ、やっぱり本体と同じぐらいにかかる工賃を考えると・・・社外品という選択になってしまうと思っちゃいますけど。。。今回はX2購入にあたり車両保険でドラレコ購入も可能でしたので装着しましたが、身銭を切ってこの価格は、やっぱりちょっと考えちゃうかも。商品自体はなかなかの良いものなので、何とかならんものか。

最後にオマケふたつ。前述のとおり、日本向けACEはリアカメラが小型化されているという特徴があるのですが、残念な仕様変更としてセキュリティLEDがオミットされているそうです。確かにApp上でも設定が出来ないようになっています。どうしてそうなのかは、謎。

追記:その後Appとファームウェアのバージョンアップにより、日本向けACEでもセキュリティLEDが動作するようになりましたのでご報告。

もうひとつが、我が家のX2に限った問題ですが、ACEとの接続にWI-FIを使用する点に問題が。と、いうのもApple CarPlayもWI-FIを使用するため、同時使用が出来ないという問題が。CarPlay有効状態のままACEアプリからカメラに接続しても、すぐに接続が切られCarPlay用WI−FIに再接続されてしまいます。その場合は、iDrive設定からiPhoneとの接続をCarPlay→iDriveへ変更すればBluetooth接続のみとなるので解決しますが、ちょっと煩わしいかも。

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