コーディングの世界

BMW X2
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以前BimmerCodeで出来ること(やったこと)を記載しましたが、その後PCでコーディングする環境を整えたことで、もう少しだけやれることが増えましたのでご報告。

BimmerCodeで実現可能なもの

元々のメニューリストにあるものはそのまま、Expert Modeで変更が必要なものは[EX]と表示しております。

設定値などはみんカラ等の諸先輩方の記事や海外フォーラムを参考に設定しましたので、ここには掲載していません。

BDC

  • エンジン作動中ドアロック時のホーン無効化
  • ドアオープン時ウィンドウリフター遮断
  • ドライビングモード・メモリ有効化
  • オートミラーチルト角度(70度→40度へ変更)
  • スマート・クローズ 動作開始遅延
  • [EX]ライトスイッチ適正化

ドライビングモード・メモリについては、前回モードを引き継ぐパターンと、デフォルトモードの変更の2通りがあります。ECO PROを使うことが多い方であれば、デフォルトを変更するほうが良いかもしれません。

エンジン作動中ドアロックホーン無効化とライトスイッチ適正化は、I-LEVELが上がると追加される機能。どちらも私の環境では邪魔な機能だったのでオフにしました。

前車は冬場にエンジン暖気のために、出かける前にいったんエンジンかけて→ドアロックしておきたいときにホーンが2度も鳴ると近所迷惑なのでキャンセル。

後者は夜間にエンジン掛けた状態で何か作業をする際に邪魔なので解除。AUTOライト強制化に踏まえた変更だったと思われます。ちなみに最近のクルマはオフ(0位置)がそもそも備わっていないのが標準になったようです。

HKFM2

  • 運転席ドア・ボタンの長押しなしでテールゲート・クローズ

標準状態はスイッチ長押し(押しっぱなし・引きっぱなし)で動作するようになっていますが、これを単純なスイッチに変更しています。

HU_NBT2

  • チェックボックス デイライト
  • USBからのビデオ再生
  • 追加のビデオコーデック&フォーマット
  • 起動時警告
  • Video in Motion
  • [EX]スピードロック解除
  • [EX]GPS連動自動時刻設定
  • [EX]ワンタッチウィンカー5回
  • [EX]ナビオートズーム

iDrive周りのコーディング項目が並びます。スピードロック解除やVideo in Motionはアレとして、GPS連動時刻設定はもともとがそれで良いんじゃないの?と思う隠し機能。

USBビデオ機能については、後日改めて記事化します。

KOMBI2

  • [EX]アイドリングストップ表示

いろいろ項目はあるのですが、X2のノーマル状態がかなり便利な状態なので、設定を弄る項目はほぼありませんでした。アイドリングストップ表示は、作動すると白色で表示されるものを青色に変更するというもの。地味ですが、非作動表示と見分けやすくなります。

SM2+CFAS_PLX_1

  • [EX]イージーエントリー機能

上級車でよく装備されている、電動シートのスライド機能を活かした乗降をしやすくするカスタマイズ。エンジンOFFでシートが後ろにスライド・エンジンONでシートが前にスライドするものです。

ただ、私の環境だとちゃんと動かないときがあるので、便利なんですが元に戻してしまいました・・・

E-Sysで実現可能なもの

E-SysとはBMWのグループ会社が開発したソフトウェア。これがないと、掘り下げたハッキングができません。ただ、このソフトウェアだけを導入すれば良いわけでなく、別途Launcherと呼ばれるソフトウェアが必要になります。これがないと、カスタムした設定値を書き込むことが出来ない上に、BMWのコーディング対策(マスキング)のため、設定項目が見られない状態を回避できなくなります。

この辺の情報については、もっと詳しく解説しているサイトがありますのでそちらを熟読のうえ、導入して頂ければ。導入ハードルはそこまで高くありませんが、多少の英語能力とPCスキルが要求されます。

前述のとおりE-Sysはかなり細かい部分までコーディングすることが可能。ただ、設定値を誤ったものにしてしまうことや、絶対にクリックしてはいけないボタンがあったりと、操作はかなり熟練を要します。必要以上にビビる必要はありませんが、操作を誤ると不動状態になりかねませんので、この記事では細かい説明を省きます・・・。

Speed Limit Infoの有効化

Speed Limit Information, BMW 7er, 2018

E-Sys導入の最大目的はコレです。日本仕様ではわざわざ『動作しないように』してある制限速度表示と追い越し禁止表示の有効化です。これについては、設定項目が多い上に、車両のオプション装備を記録している箇所の書き換えなど、あれこれ作業が必要になります。

この機能の実現に当たっては、みんカラたかぼう@451X2氏のご協力があって実現できました。改めて感謝申し上げます。

最新のID7搭載車両だと、カメラが認識した制限速度情報をもとにACC設定速度を自動変更してくれる機能があるようですが、ID5/6ではその機能がありません。ただ、SLIを有効化すると同時にSpeed Limit Assist機能が有効化されます。ステアリングにあるスピードリミットスイッチをONにすることにより、速度リミッターが起動するのですが、SLAが有効化されることにより、このリミッター設定を制限速度に合わせて容易に変更できるようになります。これは地味ながら非常に良い機能で、国営や○ざ対策には持ってこい!(笑

ドライビングエイドの始動スピード変更

その他、レーンディパーチャー警告やアクティブクルーズコントロールの動作開始速度をノーマルより低い速度から動作するように設定変更しています。

ACCはデフォルト30km/h→5km/hに変更しています。こうすることで、かなり使える場面が増えます。X2のACCは単眼カメラのみで動作するタイプですが、意外と性能がよく低速域からでも自然な動作をしてくれますし、完全停止+停止ホールドまでしてくれるので、かなり重宝しております。(※一般道での使用は慎重に・・・)

レーンディパーチャー警告もデフォルト60km/h→30km/hに変更。ただ、こちらの変更は街中でさんざんハンドルがブルブルします(笑)あまり設定値を低くし過ぎると、ステアリング内のバイブレーターが過熱した!とエラー履歴に残るかも。。。

それぞれの利点は?

私の場合、BimmerCodeの『メニュー』で設定できるものはそちらを、それ以外はE-Sysを使用するようにしています。一般的なカスタマイズであればほぼBimmerCodeで出来てしまうという点がありますし、やっぱりPCを車内に持ち込んで作業するのは何かと面倒、ということもあります。

一方でE-Sysの利点は、ほぼ全ての設定値にアクセスできる点。あとは操作性に慣れるとこっちのほうが作業がしやすいという点もあります。

が、やっぱりE-Sysが使える環境を整えておくことも必要かなぁ、と。その理由としては、コーディングであれこれ弄っても、元の環境に戻すのがラクだから。E-Sysの場合、車両に記録されているオプションコードに沿って、ノーマルの値を書き込む機能(≠デフォルト戻しではない)がありますので、例えば車両をディーラーに入庫する際など、簡単に非コーディング状態に戻すことが出来ます。ディーラーによってはコーディング車両を入庫拒否するところもあるようですから、ノートPCとE-Sys環境を用意しておくと鬼に金棒状態だと思います。

(※スクリーンショットはR52の診断画面です)

ついでに、コーディング時に残ってしまうエラー履歴を消去するため、BMW謹製のISTA+もあると完璧ですよ!

次、やりたいこと

Active Lane Keeping And Traffic Jam Assistant | BMW Genius How-To
  • ステアリングヒーターの有効化
  • ハイビームアシストの有効化
  • 渋滞アシストの有効化

これらは本国に設定のあるオプションですが、日本仕様では省かれているもの。コーディングだけでは動作しませんので、追加でパーツ調達が必要となります。既に先駆者がいますので、そのうちやってみようかと。

番外編:コーディング用PCの調達

筆者の普段使いがMac環境のため、コーディングのためにWindowsノートPCを新調しました。電源のない狭い車内で使うには、やっぱりPanasonicのLet’s noteが持ってこいでしょう!ってことで中古品を購入。

  • 機種名:CF-NX3
  • CPU:Intel Core i5-4200U
  • メモリ:4GB PC3L-12800/DDR3L →8GBに増量
  • HDD:750GB →500GB SSDに換装
  • 光学ディスクドライブ:なし
  • ディスプレイ:12.1型ワイド(16:9)HD+ TFTカラー液晶 (1600 x 900ドット)
  • バッテリー:13時間駆動
  • OS:Windows 10 64bit

2013年頃に販売されていた法人向けモデルの中古品ですが、メモリを増やし、ストレージをHDDからSSDに変更しただけで現行モデルと遜色ない性能を発揮してくれます。しかも、この内容で換装パーツ込みで30,000円で調達出来て大満足です!

Let’s noteらしく、バッテリー持ちもバッチリなので車内作業に重宝しています。あとは頑丈さもあるので手荒に扱っても心配ない点が良いですね(笑

なお、コーディング用PCについて留意すべき点としては、CPUやメモリよりも、ストレージ容量と速度がかなりモノを言うと思います。と、いうのも・・・E-SysもISTA+も容量の大きなデータファイルが必要となり、これらをPC内で展開したりコピーしたり、という作業が必要なため、ある程度の容量があるSSDがオススメ。導入するソフトウェア次第ですが、私の場合、500GBのSSDでギリギリ。

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