3号、いきなりの洗礼・・・

オーリス
この記事は約7分で読めます。

早速長距離外回りのお供に供し始めた社用車3号オーリス。まだ手元にやってきて2週間ですが、既に1,500kmほど走行しております。で、早々に色々と『洗礼』を受ける始末。そんな一部始終を。

さっそく、高速走行には付きもののトラブルが発生

何の写真かわかりづらいですが・・・早速もらいました。飛び石です。

高速道路を走行中、橋のジョイント前後の路面が荒れて砂利っぽいなぁ〜と思った次の瞬間、ビシッ!というもの凄い音が。すぐに飛び石を喰らったことがわかりましたが、同時にフロントガラスにダメージが及んだことも把握・・・。あぁ、早速やっちゃいました。F60もR52も、毎週高速道路を走っていれば、飛び石は喰らいまくってるんですけど・・・ガラスにこれだけの損傷喰らうのは初めて。

直後にPAに停車してダメージを確認すると・・・あぁ、しっかりとダメージ喰らってます。欠けと共にヒビが入っています。写真のとおり、位置的にもダッシュボードのエア吹き出し口の上あたり。いちばん飛び石を喰らいたくない最悪の場所です。

自宅から現地へ向かう途中でしたが、これ以上悪化させないようにと高速道路を急遽途中下車し、近場の自動車ガラス専門店へ駆け込み。位置が位置なだけにリペアは断られるかな?と思いましたが、冬場にヒビが一気に進行する可能性がある+作業時にもヒビが加速するかもしれないことを前置きされた上でリペア作業を実施いただくことに。

待つこと1時間弱。結果、こうなりました↓

欠損部分にアクリルを流し込み、リペア自体は完了。完全に痕跡が消えるわけではありませんが、外から見る限りはあまり気がつかない状態になりました。作業工賃は税込16,500円。うぅ・・・。冬場に悪化しないことを願うばかりです。

足回りのリフレッシュを企んだものの

改めて見るとやっぱりひどくボロボロ

さて、以前記事にも書いたとおり劣化が進んでいる状態な3号車の足回り。1,500kmほど走って思ったこととしては、そのままでも一応我慢できるレベルではあるものの常に左前からはゴトゴトと音を立てている状況+クルマの動きに落ち着きがないため、精神衛生上あまり宜しくないなぁということ。ですがそんな状態とはさっぱり想像もせずタイヤにナビにスピーカーにとあれやこれやと散財しまくった上に、今度は足回りリフレッシュも実施となると・・・けっこうなコスト投下になってしまいます。

とりあえずスタビリンクだけは買ってみた

引き取り直後すぐ気がついた足回りのゴトゴト音に関して、ダンパーかスタビリンクか、スタビブッシュのどれかがダメと思っていたため、手始めに交換が容易なスタビリンク(OE品)を購入。でも買ってはみたものの・・・その後にダンパーから盛大なオイル漏れ跡を見てしまったので、結局これだけ変えたところなぁと思い、買ったまま放置。本丸を直すときに一緒にやってもらいましょう。

中古部品で茶を濁す?

ケチれるならなるべくケチりたいモードの中で、無い頭をフル回転させた結果『中古品に交換して様子を見てみる』という発想に行き着きます。早速、北海道内大手の自動車リサイクル業者が運営する整備工場へ問い合わせ電話。中古部品で整備が可能かどうかを相談してみました。すると現物確認が必要とのことだったので、日時予約のうえ整備工場に出向いて点検を実施。

点検中の図。お店の名誉のために先に付け加えますが、点検見積料はタダ。応対はとても丁寧。良いお店です。

結果、やはりオイル漏れありの判定。そのうえ、フロントのスタビリンクブッシュも破れがあり要交換という結果。私の想定通りの結果でした。で、肝心の中古部品による整備ですが・・・いちおう『モノはある』とのこと。ちなみにFrはストラットASSYでの交換。

その上で、ドナー車両の走行距離がわかるか聞いてみましたが『年式が年式なので・・・』というやんわりな回答。ちなみにフロントはダンパーのみ交換ではなくストラット一式の取扱いのようです。整備費用は部品・工賃あわせて54,000円ほど。そのうち部品代としては、新品スタビリンク+中古FrストラットASSY+中古Rrダンパーで16,000円強。まぁ妥当な価格か。で、どうせやるなら全輪やりたいなぁと思い、右側前後も在庫があるかどうかを尋ねたところ・・・

『予防整備でやるんであれば、あんまりオススメしません・・・』

この言葉で大体察知できました。中古部品を勧めてくれているようで勧められていない、と(笑)恐らく中古部品でストックされているものは決して低走行で状態が極上のモノではなく、それ相応に使われたものだったと推察されます。新品の純正部品でも見積可能とのことだったのでそっちの見積も出してもらいましたが、その価格は17万円オーバー。正直想像ついてたけど、高いなぁ・・・。

じゃあ、NewSR Specialでよくない?

前回記事にも書きましたが、高価な純正部品に交換するのであれば社外品であるKYBのNew SR Specialを選んだほうが低コストでリフレッシュ可能。そっちにするならば別の店だろうと、今度は我が家からそう遠くないプロショップ系のお店へ足を運びます。

前述の整備工場と同じ内容を説明し、純正形状のダンパーに交換したい旨を伝えると『であればKYBのNewSRですね』との回答。トントン拍子に話が進みます。で、概算見積を出してもらうために価格と納期を確認してもらったところ、非情の通告が・・・

初代オーリス4WD車用の適合品なし

やはり・・・想像どおりのオチ。既に販売終了なのですね・・・。ネットでは通販商品として掲載があるところもあるのですが、オーダー後に「メーカー在庫なくキャンセル」と言われる可能性があるってことなのかもしれません。で、結局こちらのお店でも純正ダンパーによる交換作業の提案に。その上でトヨタモビリティパーツに在庫と納期の確認をしてもらったら、さらに追い打ちをかける事実を知らされます。

4WD車Rr用ダンパーは愛知在庫でわずか3本のみ

愛知在庫・・・すなわちトヨタ在庫が3本しかない、ということです。Rrのダンパーは左右共通部品=1台分しかないってことですね。廃盤にはなっていないようですから、この在庫がなくなればバックオーダーになり納期がいつになるのかはわからないということになります。

で、2軒目のお店のほうはアッパーマウントとスタビブッシュも交換+スタビリンク持ち込みでアライメント調整料含めて14〜5万円での(口頭)見積り。1軒目の整備工場よりコチラの方が良い条件。工賃もそう高くありません。

そんなこんなでわかった事実

けど、なんとなく↓こう思ってしまい、作業を即依頼せずいったん帰って来ました。

  1. 国産車だからといって純正部品が安いわけではない
  2. 輸入車ほどOEパーツが豊富に揃っているわけではない=不人気車は純正品に頼らざるを得ない
  3. トヨタ車だからといって純正パーツ在庫が整っているわけではない

文化の違い?考え方の違い??自分の中でなんかよく判らない混沌に入ってきました。

コイツが安すぎるのかもしれないけど・・・

いや、まともに考えると・・・確かにR52のリフレッシュ費用はそれ相応にかかりましたが、その内容は前後サスはスプリング以外のパーツは全てOE新品に交換、それに加えてロアアーム、タイロッドエンド、ハブベアリング、果てにはエンジン・ミッションマウント一式まで換えての24万円でしたから・・・これではR52のほうが遙かにコスパが高いというオチになってしまいます(笑

あくまで『純正パーツが高い』という事実がそうさせているわけですが、なんだかなぁ。今更だけど悩んでしまうなぁ。R52ほど先立つものがあんまりないんだよなぁ。そしてそんなモヤモヤした状況を察知したヨメ氏の痛烈なひと言が↓

ヨメ氏
ヨメ氏

あんだけ散財して、今更後戻りできないでしょうに!
社用車ごときに幾らぶっ込んでるのよ!

ということで、いきなり洗礼?を受けております。

追記:KYB NewSR Specialの適合

その後、現在もオーリス4WD車用のNew SRを掲載しているネット通販数社に調達可能か問い合わせを行ってみました。結果から言えば、やはり廃盤+すでにメーカー在庫もなく完売とのこと。どの店舗もオーダー受けてからメーカー取り寄せを行う仕組みのため、廃盤商品をそのまま掲載し続けていただけのようでした。

そんなことから、新品在庫を持つ店は限りなくゼロだろうと判断。NewSRでのリフレッシュは諦めることにしました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました