久々の小ネタ。
ウィンターシーズンに突入してから気になりだした症状があります。ドアウィンドウ周りから冷たいすきま風や風切り音が侵入しています。秋口までは何も思わなかったのですが、外気温が寒くなったことで気がつきました。
思い返してみれば、ソフトトップ交換前は風切り音の侵入やすきま風はないものの洗車時にウィンドウ周りから水の侵入がありました。その時はモールがダメなのかと諦めていました。その後ソフトトップ交換をしてから水の侵入はなくなったものの、今度はすきま風がぴゅーぴゅー。
対処は秒で終わります
前述のとおり、ウェザーストリップやソフトトップ側のモールが悪いんだろう・・・と思い込み勘違いしていましたが、冷静に考えてみるとこの対処は工具さえあれば簡単に実行可能でした。要はドアを閉めたときの位置が悪いだけ。であれば、ドアストライカーの調整をすれば良いだけのことです。多少モールの状態の影響があれど、ゴム部品ですからガラスをびったりと密着させればいいだけ。なんかボケたなぁ。
ドアストライカーはT40のボルト2本で固定しているだけ。ドアを開けて→ボルトを緩めて位置調整を行い→仮締めでドアの閉まり具合を確認→再調整の繰り返し→位置が決まったら締め込んで終了です。5分もかかりません。ドアストライカー上下にある目印を参考にしながら作業します。
規定値になるよう調整します
なお、参考までに車体とドアのギャップ規定値は0.5mmとなっています。その点で言えば2mm程度ドアがはみ出ていたので相当ズレてたということになります。そりゃあすきま風も吹き込むわな。
ビタっと位置調整。
調整後は幌とドアガラスの間、前後ガラスの間からのすきま風や風切り音の侵入はかなり抑えられました。ついでにストライカー位置調整を行ったことでドア開閉もスムーズに。さっさとやればよかった。
【追記】すきま風の原因は他にもあった・・・!
ドアを調整してようやくすきま風とおさらば!と思っていたら、今度は違うところからすきま風が。これまた今まで症状に気がつくことはなかったのですが、天井周りのどこかから大きめの風切り音が発生。この症状は高速走行時に発生し、80km/hを超えた頃から笛を吹くかのような『ピュー』音がします。
耳を凝らして発生源を探しますが、なかなか詳しい場所が特定できず。困ったなぁと思いながら車内換気をしようとソフトトップをスライドしてみると・・・疑わしい箇所を発見。どうやらAピラーモールの一部が変形しているようです。
どうやら幌とフロントスクリーン上部パネルの間にあるモールが変形した状態で潰れてしまった模様。長らく幌が開かない状態だったためかモールはすっかり変な位置で折りグセがついています。熱湯に漬けて戻るレベルではなさそう。そうなると交換しかないのですが、高価なパーツなのでこれが原因かの確証を得られてから発注したいところです。
モールが正しく隙間を埋められるように応急処置をし、再チェックします。折れて潰れてしまったモールを協力粘着テープで引っ張り→元の形状に近くなるように引き延ばしてみました。
その結果、気になっていた風切り音はなくなりました。やはりモールが原因だったようです。でもコレ、新品で5万円以上するパーツなんだよなぁ。とりあえずこの残念な応急処置でやり過ごしますかね・・・?
コメント
いつもながら着眼点が素晴らしいです。
自分ならパワーウインドウレギュレターとガラスの取り付け位置を疑ってましたが、まさかそっちでしたか!
それにしてもドアストライカーの錆(笑)
これは北海道あるあるなんですか?
錆、凄いですよね。
でもコレ・・・買ったときからこの状態でした。。。
位置的に水滴侵入があり得る場所だと思うのですが、仮に塩害被害でこうなってるとしたらボディはもっとボロボロになっているかと思います(笑