相変わらずクルマがたくさんある状況ですから、タイヤの管理もまぁ大変。以前は何とも思わなかった年2回のタイヤ交換作業が年々億劫になってきました・・・(笑)それでも業者に依頼するのはどうにも気が引ける上、交換時にタイヤの状況を細かくチェックするようにしているので、結局自分でやったほうが良いというオチになります・・・。
と、いうことで(何が?)備忘も兼ねて久々にタイヤに関するあれこれをまとめてみました。
F60 MINI CROSSOVER SEの場合

まずはいちばん過酷な環境で運用しているF60 MINI CROSSOVERから。
サマータイヤ:Hankook Ventus V12 evo2

2023年春に購入・装着したHankook Ventus V12 evo2は2シーズン目を終えたところで使い切りでした。今シーズンの走行距離は昨年とほぼ同じ1.5万kmで、合算して3万kmで寿命。ライフとしては平均的なところだったかなぁと思います。
2シーズン目の印象は以前感じた印象と変わらず。最後は『少しゴムが硬くなったか?』と思う場面もありましたが、大きな劣化を感じることはありませんでした。1本10,000円を下回る価格でしっかり2シーズン履けるタイヤ、私としては『良い買い物だった』という結論です。

別記事でも触れたとおり、けっこうな偏摩耗が発生。タイヤ回転方向指定のためローテーションが制限されてしまうのが残念。組み直しするならいっそ買った方が安上がりになってしまいます・・・。
2025年シーズンのサマータイヤ新調計画
さて、2025年は何を履くか。以前まとめた225/50R18のタイヤリストを更新し、次のタイヤを検討してみます。
メーカー | 銘柄 | スペック | 転がり抵抗 | ウェット | 騒音 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
MICHELIN | PILOT SPORT 5 | 225/50ZR18 99Y XL | C | A | B | |
MICHELIN | PILOT SPORT 4S | 225/50ZR18 99Y XL | -(B) | -(a) | – | アジア専売? |
MICHELIN | PRIMACY 4+ | 225/50R18 99W XL | B | A | B | |
MICHELIN | PRIMACY 4 | 225/50R18 99W XL★ | A | B | A | BMW承認 |
MICHELIN | e・PRIMACY | 225/50R18 99H XL | A | B | B | |
PIRELLI | P ZERO PZ4 | 225/50R18 99W XL★ | C | B | B | BMW承認 |
PIRELLI | CINTURATO P7 P7C2 | 225/50R18 99V XL★ | A | B | B | BMW承認 |
PIRELLI | CINTURATO ROSSO | 225/50R18 99W XL | B | A | B | YH専売 |
PIRELLI | POWERGY | 225/50R18 99W XL | B | A | A | |
CONTINENTAL | PremiumContact 7 | 225/50R18 99W XL | C | A | B | |
CONTINENTAL | PremiumContact 6 | 225/50R18 99W XL★ | A | B | B | BMW承認 |
HANKOOK | Ventus S1 evo3 | 225/50ZR18 99Y XL | C | A | B | |
HANKOOK | Ventus Prime 4 | 225/50R18 99W XL | B | A | A | |
KUMHO | ECSTA HS52 | 225/50R18 99W XL | B | A | B | |
GOODYEAR | EfficientGrip Performance 2 | 225/50R18 99W XL | B | A | A |
本命はMICHELIN PRIMACY 4+です。4比でウェットグリップとハンドリング性能向上を謳っており期待が高まります。ただし、同社のトップモデルであるPILOT SPORT 5と価格差がほとんどなく、1本2万円オーバー。それならばPS5選んだほうがイイんじゃないか?と思ってしまいます。
対抗馬として、失敗覚悟で買ったHankookが思った以上にまともだったので、後継品のVentus S1 evo3も気になります。安さ重視ではPIRELLI POWERGYも気になる。どちらも1本1万円ちょっとで調達できるので・・・2年履きつぶしが前提ならこれぐらいで十分なんだよなぁ。
MICHELIN新製品出ちゃった・・・


・・・と思っていた矢先、PRIMACY 4+後継となるPRIMACY 5が発表になります。一番の謳い文句は4+比で30%の耐摩耗性能向上とあります。ウェット性能を高めた新パターンや新世代合成ゴムの採用など全体に渡って刷新された新タイヤが登場しました。
適合は225/50R18 99W XLで、欧州ラベリングはB/A/B、日本ラベリングはAA/aとなっています。先代PRIMACY 4+と同等のラベリングとなっています。と、いうことで、興味本位一択で思い切ってコチラをオーダーしました。デビュー直後の購入なのでメチャメチャ高価でしたが・・・中身に驚きがあることを切に願いましょう。
スタッドレスタイヤ:Continental NorthContact NC6

スタッドレスは2024年1月に購入したContinental NorthContact NC6を続投。2シーズン目のタイヤ印象については、後述の5008に装着したX-ICE SNOWの項に記載しています。
P84 Peugeot 5008の場合

昨年急遽購入した5008もそろそろタイヤを新調しても良い頃。足回りの素性がよくディーゼル車ながら静粛性も良いのですが、タイヤ由来のノイズは意外と目立つ車両。完全なファミリーカー&ヨメ氏がメインドライバーという点から考えると、ハンドリング一辺倒ではなく静粛性やウェットグリップ性能のほうをメインで考えたいところです。
サマータイヤ:Continental ContiCrossContact LX2

中古購入した個体に装着されていたタイヤは純正OEタイヤのContinental ContiCrossContact LX2です。タイヤ表記の製造年月と車体年式からみると新車装着時からそのままと推察。
このタイヤ、明確なメリット・デメリットはあまりなく全体的に『まぁそこそこ』という印象。言い換えればどことなく特徴のないタイヤといえます。それでも5シーズン目でこの印象ですから、上出来なタイヤなのかもしれません。

残溝は4.8~5.2mmほど。サイドウォールのヒビ割れなどの末期症状は起きていませんが、そろそろ新しいタイヤへの交換をする時期でしょう。普段の使用環境は舗装路オンリーですので、オールシーズンタイヤではなくスタンダードなサマータイヤを選択したいと考えています。
メーカー | 銘柄 | スペック | 転がり抵抗 | ウェット | 騒音 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
CONTINENTAL | ContiCrossContact LX2 | 225/55R18 98V | C | C | B | オールシーズン&OE仕様 |
CONTINENTAL | PremiumContact 7 | 225/55R18 98V | C | A | B | |
MICHELIN | PRIMACY 4+ | 225/55R18 102V XL | B | A | B | |
MICHELIN | PRIMACY 4 | 225/55R18 102V XL S1 | A | A | A | OE仕様 |
MICHELIN | e・PRIMACY | 225/55R18 98V | A | B | B | |
MICHELIN | e・PRIMACY | 225/55R18 98H | B | B | B | ST仕様 |
MICHELIN | e・PRIMACY | 225/55R18 98H S1 | B | B | A | ST&OE仕様 |
MICHELIN | e・PRIMACY | 225/55R18 102V XL S1 | A | B | B | OE仕様 |
MICHELIN | PRIMACY SUV+ | 225/55R18 98V | D | B | B | |
MICHELIN | CROSSCRIMATE 2 | 225/55R18 98V | B | B | B | オールシーズン |
PIRELLI | POWERGY | 225/55R18 99W | B | A | A | |
HANKOOK | ventus Prime 3 | 225/55R18 98V | B | B | B | |
Bridgestone | TURANZA T005 | 225/55R18 98V | A | A | B | |
Goodyear | Vector 4Seasons Gen.3 | 225/55R18 102V | A | B | B | オールシーズン&OE仕様 |
代表的なメーカー・銘柄をまとめてみました。多くの車種で採用されている225/55R18サイズは選択肢が多めなのがありがたいところ。特にMICHELINが多くの製品を投下しています。EMP2プラットフォームのSUV兄弟車は大体このサイズが装着されることから、多くのOE仕様が設定されているのも見所のひとつです。

なお、3008と5008の純正OEタイヤは2種類あるようで、我が家の個体も含めた低年式個体に装着されているContiCrossContact LX2のラベリングはC/C/Bといまひとつ。一方、高年式個体に装着されているGoodyear Vector 4Seasons Gen3はA/B/Bと、同じOEオールシーズンタイヤでもスペックはまるで別モノのよう。オールシーズンタイヤも年々性能が向上しているようで、非OEの新銘柄MICHELIN CROSSCRIMATE 2のラベリングはB/B/Bとなっています。

非オールシーズン選択肢の中では、PEUGEOT OE仕様のPRIMACY 4が興味深いラベリングを有しています。トリプルAはほとんど見かけない代物ですから、相当に力を入れて開発したタイヤなのではと期待が膨らみます。EMP2兄弟車CITROËN C5 Aircross SUVにOE装着されているe・PRIMACYよりもラベリングが良いのはちょっと意外。
コストパフォーマンス面ではPIRELLI POWERGYとHANKOOK ventus Prime3の安さが際立っていますが、前所有車のF39 X2同様、5008用タイヤは一度買ったら4シーズン以上履くことになるでしょうから、多少値が張ってもラベリングが優れているOE仕様のPRIMACY 4を指名買いしたいなぁと思っています。
と思っていたら・・・F60の項で触れたとおり、新型PRIMACY 5が登場しました。5008に適合する225/55R18 102V XLもラインナップ。欧州ラベリングではB/A/Bとなっており、先代PRIMACY 4+と同じ。これは迷うところだなぁ。ただ、デビュー直後なので価格はさっぱり。
スタッドレスタイヤ:MICHELIN X-ICE SNOW

以前記事のとおり、スタッドレスは納車直前に調達したMICHELIN X-ICE SNOWを装着中。X-ICE SNOWはF60・R52に引き続き、これで3セット目になります。装着する車両によって印象が大きく変わるタイヤに思うので、果たして5008での印象はどうなるでしょうか。

ほとんど新品に近い状態でトレッド表面にはまだリブレットが残っている状態。どうみても摩耗していませんが、念のため残溝をチェック。7mm以上あります。硬度計が行方不明のため数値チェックしていませんが、もともと硬めの新品とそう変わらないレベルです。
本格的な積雪シーズン前に交換し、早めに皮むきがてら走り回ってみました。それと同時にF60に装着した『ジェネリックX-ICE』ことContinental NorthContact NC6と比較するとこんな感じ。
- 乾燥路:NC6>X-ICE
- アイスバーン路:NC6<<X-ICE
- 圧雪路:NC6=X-ICE
- シャーベット路:NC6=X-ICE
- コスパ:NC6>>>X-ICE
乾燥路におけるトータルの印象はNC6のほうが上です。特に静粛性の面では当初はX-ICEのほうが有利かな?と思いきや、NC6のほうがが静かに感じます。ノイズボリュームはほぼ一緒X-ICEよりもNC6のほうが耳に障りません。ハンドリング性能は大差ありません。

凍結路における性能は明らかにX-ICEが上。どちらもある程度横滑りが発生しますが様子が異なり、X-ICEのほうはある程度粘ってから滑る印象に対し、NC6はいきなりズルッといく印象。乗りやすさはX-ICEに軍配です。なお、圧雪路性能は両者とも大差なく国産モデルと比較しても遜色ありません。X-ICEが不得意とするシャーベット路については、やっぱりNC6も苦手でした。
と、いうことで私の使用環境ではX-ICE SNOWのほうがハマるというオチでした。
Continentalの肩を持つならば(笑)2024年9月に後継モデルとなるNC7が発売されています。2025年3月現在の価格では、X-ICE SNOWよりも1万円ほどお安い価格で流通しています。であれば・・・あえてContinentalを選んでもいいのでは?と思ってしまいます。
R52 MINI COOPER Convertibleの場合

お次は社用車としても使用していたR52の件。総走行距離が15万kmを超えたため、最近は最前線運用から外しバッテリーが上がらない程度に乗り回しています。オーリスが離脱したことで再び出番増加か?と思っていましたが、アコードを購入したので今年もひっそりさせます。
サマータイヤ:SP SPORT FASTRESPONSE

中古購入にあわせて購入したサマータイヤ(DUNLOP SP SPORT FASTRESPONSE)はサイドウォール部に細かなヒビ割れが進行。2018年製造モノですから、年数的にもそろそろ履き替えの時期です。前2台と異なりこちらはコストパフォーマンスを重視したいところです。
現在装着のSP SPORT FAST RESPONSEはもともとトヨタ アクアやカローラにOE採用されているもの。ドライグリップは非力なR52にはちょうど良いレベルで、ウェットは若干頼りない感じがしあれど許容範囲。低転がり系ではないのに燃費性能は上々。明確な欠点がなく地味な良さが光るタイヤです。
あまり不満がないので再び同銘柄を指名買いしても良いかな?と思っていたのですが、アクア・カローラがモデルチェンジにより175/65R15を採用しなくなったため調達が難しそう。可能であれば新車外し銘柄を狙っているのですが、いいものあるかな。
メーカー | 銘柄 | スペック | 転がり抵抗 | ウェット | 騒音 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
DUNLOP | SP SPORT FASTRESPONSE | 175/65R15 84H | C? | B? | B? | 日本仕様 |
MICHELIN | ENERGY SAVER | 175/65R15 88H XL★ | B | A | A | BMW承認 |
MICHELIN | ENERGY SAVER4 | 175/65R15 88H XL | -(A) | -(b) | – | アジア専売 |
CONTINENTAL | ContiPremiumContact 2 | 175/65R15 84H★ | D | B | B | BMW承認 |
CONTINENTAL | EcoContact 6 | 175/65R15 84H | A | C | B | |
CONTINENTAL | ComfortContact CC7 | 175/65R15 84H | – | – | – | アジア専売 |
PIRELLI | POWERGY | 175/65R15 84H | C | A | B | |
HANKOOK | Kinergy Eco2 K435 | 175/65R15 88H XL★ | B | B | A | BMW承認 |
HANKOOK | Kinergy Eco2 K435 | 175/65R15 84H | C? | B? | B? | アジア仕様 |
BRIDGESTONE | ECOPIA EP25 | 175/65R15 84H | C | C | B | ※参考 |
BRIDGESTONE | ECOPIA NH200C | 175/65R15 84H | (A) | (b) | – | |
YOKOHAMA | ADVAN dB V553A | 175/65R15 84H | (A) | (a) | – | |
DUNLOP | ENASAVE EC300+ | 175/65R15 84H | B? | C? | A? | ※参考 |
TOYO TIRE | NANOENERGY 3 PLUS | 175/65R15 | (A) | (b) | – | |
DUNLOP | ENASAVE EC300+ | 175/65R15 84H | B? | C? | A? | ※参考 |
GOODYEAR | EfficientGrip ECO EG02 | 175/65R15 84H | (AA) | (c) | – |
屋根がなくユルボディのR52の性質を考えれば、グリップ感はそこそこあれば十分。ただし低転がり系タイヤは好ましくないところ。ロードノイズがバンバン入るソフトトップ車ですから、静粛性もそこまで重視しません。むしろ一番重視したいのがロングライフ性。UTQG値(TREADWEAR)から推測するといった方法がありますが、こればっかりは実際に履いてみないとわかりません・・・。
リストアップした選択肢の中で一番気になっているのが、BMW/MINI承認のMICHELIN ENERGY SAVERです。日本市場の市販版ENERGY SAVERは「4」を冠したものとなっていますが、アジア専売モデルとなっており本国ではPRIMACYシリーズに統合されてしまいました。ただしOEタイヤでは未だにENERGY SAVERが供されており、正規輸入品が販売されています。サイドウォールのデザインが一昔前のMICHELINタイヤの赴きなのもちょっとツボです。ただし設計自体は古めと推察。
同じ承認OEタイヤではContinental製もありますが、前述のENERGY SAVERとはラベリングに結構な差があります。Continentalも期待できるメーカーですからこちらを試してみるのもいいかもしれません。
価格で選ぶとすればPIRELLIかHankookが有力。ただ、通年走行距離が進むF60やオーリスと異なり、夏場の出番が低く交換サイクルが伸びがちなR52にはあまり積極的に選ぶべきではない気がしています・・・。
スタッドレスタイヤ:MICHELIN X-ICE SNOW

スタッドレスタイヤは3シーズン目のX-ICE SNOW。ただし今シーズンについてはR52の運用は数えるほどだったため、感想を語るほどでもなく・・・。後述するアコード増車があったため、今後は冬シーズンはほとんど乗らない運用になると思われるので、腐るまで履き続けることになるでしょう。
ホンダ・アコードの場合

オーリスに代わり登場のアコードはサマータイヤ新調を検討中。ダイナミクスが優れたクルマですから、低転がり系のエコタイヤではなくスポーツとコンフォートの中間に位置するタイヤを履かせるとバッチリと決まると踏んでいます。

OEタイヤサイズは225/50R17ですが、前オーナーAさんはあえて下位グレードサイズ(205/60R16)にインチダウンしていました。汎用アルミホイールにDUNLOP VEURO VE304と極めてコンフォートなチョイスとなっています。とりあえずこのままでも良いのですが、汎用ホイールゆえハブ径が純正と合わない=ハブリング使用が前提になることに抵抗があります。

純正ホイールの重量は持ってみた限り『重め』です。前述の16インチも軽量の部類ではありませんが、何となく車両の素性を考えると軽量すぎるセットよりも、ある程度重さのあるセットのほうが直進性やハンドリングより落ち着きが出るのでは?と考えています。オプションサイズの18インチはやり過ぎに思いますが、サマータイヤに関しては純正の17インチを試して判断してみたいところです。
メーカー | 銘柄 | スペック | 転がり抵抗 | ウェット | 騒音 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
MICHELIN | PRIMACY 4+ | 225/50R17 98Y XL | B | A | B | DTもあり |
MICHELIN | PRIMACY 4 | 225/50R17 98W XL | B | A | B | |
CONTINENTAL | PremiumContact 7 | 225/50R17 98Y XL | C | A | B | |
CONTINENTAL | PremiumContact 6 | 225/50R17 98Y XL | C | A | B | |
PIRELLI | POWERGY | 225/50R17 98Y XL | B | A | A | |
HANKOOK | VENTUS Prime4 K135 | 225/50R17 98W XL | B | A | A | |
KUMHO | ECSTA PS71 | 225/50R17 98Y XL | C | A | B | |
BRIDGESTONE | POTENZA Adrenalin RE004 | 225/50R17 98W XL | (B) | (b) | – | 日本専用 |
個人調べでは、新車時のOEタイヤ銘柄は17インチ仕様がブリヂストンTURANZAとヨコハマDNA db、18インチ仕様がMICHELIN PRIMACY HPとのこと。TURANZAやPRIMACYに準じたタイヤを履かせるのが正解でしょう。
ついでにドイツAutoBild誌のタイヤテスト結果も参考に、今回の選択肢を考えてみます。ただし予算の都合があるため、今回は1万円前後で入手可能なタイヤに限定します。
225/50R17はヨーロッパDセグメントが多く採用するサイズのため、新品・中古品共にある程度の流通量があります。今回はお試し的要素ですから、メジャーブランドモノは型落ち新品か新車外し中古、アジア系であれば新品を狙います。前述のタイヤテスト結果と価格のバランスでいえば、新品のHankookかKUMHOが最有力候補です。相変わらず1本1万円ほどで購入出来るのが良いですね。
一方でちょっと面白そうなタイヤ銘柄も。ブリヂストン POTENZA Adrenalin RE004です。POTENZAの名を冠していますが、スポーティタイヤの部類です。新品購入はためらってしまいますが、中古品の流通があるので面白半分でこれ履いて走り回ろうか?(笑
参考:トヨタ・オーリス

既に手元にいませんが、最後にオーリスのタイヤについても触れておきます。
サマータイヤ:MICHELIN PRIMACY 4

中古で購入し3シーズン履いたPRIMACY 4はまだ残溝あり。車両重量が比較的軽いので、思ったよりも減っていません。ただ、エア圧管理状況が非常によろしくなかったため、多少の偏摩耗が発生しています。
結論ですが、このタイヤチョイスの選択は正解です。エコタイヤでも良いでしょうが、もともとのキャラクターから考えればPRIMACY 4のようなコンフォート系がバッチリなはずです。トヨタ車の中では比較的ステアリングにフィードバックがあるほうですが、他からみれば『軽い』部類。そのため、ステアリングに落ち着き・安定感が出るタイヤを履かせると綺麗に走ります。
でもそこまでのコスト投下を厭わない変態はほぼ皆無だろうなぁ(苦笑)良い経験になりました。
スタッドレスタイヤ:YOKOHAMA iceGUARD 7 iG70

このタイヤを履かせてからほとんど乗っていないので細かな感想を述べられないのですが、何度か乗った印象で言うと王者VRXと比較しても全体的に劣る要素はありませんでした。
アイスバーン路の性能はなかなかで、縦方向だけでなく横グリップの印象も悪くありません。雪上性能は評価できるほど乗っていませんが、印象は上々。乾燥路走行はほぼ互角、静粛性はVRXよりもiG70が好印象です。
あとはコストパフォーマンスの違いかな?と感じますが、現時点でもVRX3とiG70の価格差はほとんどありません。両モデルとも2021年登場ですから、次のシーズンには新製品が登場するのでしょうか?
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