R52復活計画|メーター盤面交換

MINI R52
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前回記事の続編。某メーターゲージを取り外そうとした際、盤面にべったり貼り付けられていた両面テープの除去時に、オリジナル盤面のプリントが剥げて悲しい見た目になってしまった我が家のR52。予告どおりヤフオクで中古メーターを購入し、盤面移植手術を実行してみました。

で、この作業に伴い参考にしたのが以下のサイト。

https://www.northamericanmotoring.com/forums/how-to/91311-interior-exterior-replacing-speedo-and-tach-gauge-faces-with-pics-3.html

というか、海外には盤面自体を交換するタイプがあるんですね。もっと早く知っておけば良かった・・・。JCW GP風のメーターにするのもアリでしたね 笑

ドナーメーターをいきなりバラシた画より(笑)このメーターをそのまま装着して問題なければ一番ラクなんですが、盤面のみを取り出します。手順としては、メーターを分解する工程は某ゲージ脱着と同じ工程ですが、その上でスピード計・水温計・燃料計、3つのニードル(針)を取り外します。ドナーメーターですので何も考えず思い切って抜けばOK。指先の力だけで抜くのはちょっと無理なので、先端に破損防止にテープを巻いたマイナスドライバーを使って外せば良いと思います。

その上で、水温・燃料系側の固定部から外していくと、上の写真のとおり盤面が外れます。で、この作業をやりながらわかった点として、以下のことに注意しなければならないことに気がつきます。

1)各ニードルを取り外す際には、絶対に針の位置を所定位置から動かさない
2)水温計・燃料計のニードルは電源OFF時の所定位置をマーキングをしておく

針は簡単に動くようになっている上に、単純なピンに刺さっているだけなので、もし適当な位置で戻してしまった場合、確実に『数値が適当』になってしまいます。作業工程を伝えるNAM Forumの記事にも、もし所定位置をズラしてしまった場合の対処法が記載されていますが、水温・燃料は構造上難しい可能性が。

念のため、脱着前の針位置を写真に撮影しておきました。

なお、水温計・燃料計のニードルは所定位置がココ。電源ONになると、下からピョコっと動いて数値を示すので、ココから一切ズレてはいけないということ。結論から言いますが、このニードルを元どおりにブッ刺す作業が一番難しい。と、いうのも、ニードル自体はかなり簡単に針が動きます。で、ニードルを差し込むにはある程度の『圧』を掛けなければ刺さらないのですが、一切位置をズラさずに差し込むのは思いのほか高難度。慎重に差し込むしかありません。

で、結果・・・水温と燃料は元通りに。が、よーく見ると、速度計がほんの少しだけ、位置がズレています(たぶん1〜2km/h分)実用にはほぼ問題ないのですが、気持ち悪いので再調整します。

再調整の方法ですが、メーター配線を繋ぎ直すと同時に、スピードメーターとタコメーターの初期化がはじまります。(その間はメーターが小刻みにガガガガと音を立てて動きます)すると、スピードメーターもタコメーターも、ニードルはぴったり『0』を示すようになっています。と、いうことで対処法は↓

車体に取り付けた状態でニードルを差し込むとちょうどよい位置になります。具体的な手順はニードルを差さずにメーターを車体に接続→メーター初期化→この状態が『0』なので、ニードルが所定位置になるよう、慎重に差し込む→もう一度配線を縁切→接続して所定位置にニードルが来たら完成、ダメならやり直し、を繰り返すことでピッタリになります。

これで完成。すっかり元通りになりました。

この作業やっててひとつ気がついたんですが、MU後のメーターって、ボタン部の横に時計のマークがあったような・・・?と思って調べてみましたが、MU後のモデルであっても年式によってあるモデルとないモデルがあるようです。なので、R52でも初期のほうのモデルは時計マークなし。・・・無くても問題ないからどうでもイイ話です。

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