早いもので、F60が我が社に来てから2年になります。同時に2022年7月末に車検を迎えることに。MINI NEXT延長保証の関係で今回の車検はディーラーで実施しなくてはなりませんが、その前に昨年3月(43,000km到達時)にCBS指示に沿ったオイル交換作業の際に同時交換指示のあったエアクリーナーとスパークプラグの交換を見送ったままになっていたので…車検前にDIY作業で交換します。
CBSによる指示については以前の記事のとおり。オイル交換2回ごとにエアクリーナーとプラグの交換指示が出るようになっています。3回目結局80,000km=オイル交換4回目の頃合いに作業となりました。
エアフィルター
まずはエアフィルター。MEYLE製のOE品フィルターを調達です。K&N製フィルターも検討しましたがまぁ、お安いものを…(笑)OE品の中では安めのタイプですが、見た限り作りは純正品に劣るポイントはありません。(むしろ純正品には存在しない、外気側フィルターが追加されています)
交換作業は他の車種と比べて難しいことはなく、エアクリBOXのフタにある3箇所のビスを外すだけ。インテークパイプを外さなくても交換作業は可能です。
外したフィルター。結構汚れていましたね。ボックスの下側にはゴミがたくさん溜まっていましたので、フィルター交換時に掃除しておきました。
スパークプラグ
お次はプラグ。こちらはBOSCH製のものをチョイスしました。純正品の半額で揃えられるのでありがたい限りです。いつものクセで4本買いそうになりましたが…F60は3気筒エンジンなんですよね(笑)
交換手順は以下のとおり。
- アコースティックカバー(エンジン上部カバー)を取り外す
- フロントカウルパネル(雨水受けのパネル)を取り外す
- バルクヘッドカバーを取り外す
- エアインテークパイプのクランプを外し、エンジン後部の固定ネジを外してインテークパイプをズラして→遮音材クッションを取り外す
- イグニッションコイル固定ネジを取り外し→コイル本体を引き抜く
- スパークプラグを取り外す
まず、カバー類をあれこれ外すところから始まります。こうやって見てみると、遮音材やカウルパネルが多くあることを再認識(笑)カウル類は一般的な六角ネジで留まっているだけなのでそこまで取り外しは苦労しませんが、面倒ですね…。プラグの位置がかなり奥(フロントガラス側、ストラットタワーバーより少し奥)にあるため、手を伸ばして作業する必要もあって少し大変です。
イグニッションコイルまで辿り着けばあと少し。整備所にはコイル接続を外すよう指示がありますが、外さなくてもプラグへアクセス可能です。なんだかんだで1時間ぐらいはかかる作業でした。なお、プラグソケットは14mmの12角形状。一般的な6角形状では脱着できません。私はアストロプロダクツで販売されているマグネットプラグソケットを使用しました。
外したプラグはこんな感じ。電極の減り具合・プラグの焼け具合はまずまずといったところでしょうか。純正プラグはCHAMPION製でした。
エアコンフィルター
最後はエアコンフィルター。これまたOE品です。エアフィルターと同じくMEYLE製を選びました。長らく交換していなかったというより、たぶんF60を購入してから1度も交換していないような気が…。
R52のエアコンフィルターは工具不要で簡単に交換できますが、F60の交換は工具が必要。しかもフィルターの設置場所が運転席足元奥なので作業性もよろしくありません。フィルターは上下に2つ設置するようになっているので、出し入れにはちょっとコツがいるかも。ちなみにエアコンユニット、DENSO製なんですね・
外したフィルター。時間経過なりに汚れていますね。幸いF60はカビ臭が発生していませんが、定期的に変えるようにしましょうか。
流石に(予価)5万円は高すぎる!
と、もっと早くやるつもりがここまで引っ張ってしまったエアクリとプラグの交換ですが、OEパーツで揃えれば10,000円でお釣りが来るレベル。確かに交換作業はちょっと面倒ではあるものの、流石にディーラー整備の5万円は『高過ぎる』と言わざるを得ません。
ですが、初代MINI R52に比べてみると…整備性は落ちているという印象を受けます。そのため工賃がかかるのかもしれませんが、これぐらいなら自分でやってしまうのが手のような気がします。ですけど、内心『あんまりDIYしたくないなぁ』という思いも。とても悩ましいところです。
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