社用車のスタッドレスタイヤを調達する(検討篇)

MINI F60
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まだまだ夏真っ盛りですが、いきなりスタッドレスタイヤネタ 笑

今回購入したF60には、スタッドレスタイヤの積込がありませんでした。「積込?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、説明。

雪国で販売される中古車は、個体によって旧オーナーが購入し使用していたスタッドレスタイヤとホイールがセットになっていることがあります。逆に言うと、クルマの売却時に『スタッドレスタイヤの積込があるかどうか』で下取額が変わったりします。条件次第では、込みで車両売却した方がお得な時もあれば、自分でヤフオク等で売却したほうがトクな場合もあります。もちろん、同じ車種に乗り換えの時はわざわざ積み込まず、手元に残して置くことになるでしょう。

というか何気にサマータイヤも残溝が怪しいぞ・・・

さて、方法論は3つ。

  1. 現状F60に装着されている18インチホイールからタイヤを外しスタッドレス装着
    サマータイヤは新たにホイールごと購入。
  2. ヤフオクで純正17インチホイールを購入。それにスタッドレスタイヤ組み付け。
  3. 社外品の17インチホイールとタイヤを購入

と、思っていたときに・・・ふと『そういえば、F60とF39は兄弟車だったんだよな』と気がつく。で、『あれ?もしかしてタイヤサイズもホイールスペックも一緒か?』とも気がつく。

調べてみたら・・・案の定。一緒でした(笑)であれば、MINI純正だけでなくBMW純正も視野に入れて探せるとすれば(見た目のマッチングがイマイチかもだけど)手頃な価格で調達が可能になります。

例えばコレもイケるわけです。見た目あんまり好きじゃないですが・・・。

で、すっかり忘れていた件。よくよく考えたら、我が家にはまだホイールが1セット残っていたことを思い出します・・・。廃車になったF56 JCWに装着していたMINI純正トラックスポーク501が倉庫に眠っているではありませんか!そのうち売却するか、と思っていながらいつの間にか存在すら忘れていました。ちなみに前回の登場は↓コレ

JCWホイール
改めて見ると、おもちゃみたい 笑

X2のスタッドレスが降雪に間に合わず、急場しのぎで装着したときのこと。改めて見ると思いっきりタイヤサイズが小さいのでミニカーのタイヤみたいになっています 笑

ホイールスペックを振り返る

JCWホイール

ホイール穴数やPCDはF56・F60・F48/39全車共通(5×112)ですので問題はありません。ただしスペックを見比べてみると、F56 JCWのホイールスペックのみ微妙に異なります。

  • F56 JCW装着ホイール/タイヤ
    MINI LA wheel Track Spoke 501 – 17” 7JX17 ET:54
    205/45R17 88W
  • ※参考 F60 17インチ純正ホイール/タイヤ
    MINI LA wheel Imprint Spoke 530 – 17″ 7,5JX17 ET:52
    225/55R17 97W
  • ※参考 F48/39 17インチ純正ホイール/タイヤ
    BMW LA wheel V-Spoke 560 – 17” 7,5JX17 ET:52
    225/55R17 97W

やはり、F48/39とF60のタイヤ・ホイールスペックは全く一緒でした。で、もしF56 JCW用トラックスポークに225/55R17を組み込んで装着した場合、以下のとおりになります。

ホイール外側:-8.35mm(内側へ入る)
ホイール内側:+4.35mm(外側へ入る)

計算結果から言えば、履けないことはないはず。225/55R17の適合リム幅も6〜8までなので、無理して履かせる格好にもなりません。ただ、7.5J→7Jになったことで幅が12.7mm減ることになり、インセットも2mm内側となる結果、車体への干渉はせずとも少しだけ車体の内側に入るような格好になります。また、幅が減ることでタイヤ外径が多少変わる可能性もありますが、明確な誤差は生じないと考えます。そこで、今回は少々ケチってホイールはF56 JCW用を流用。タイヤは新品調達をベースに検討していきます。

完成予想図。思いのほかかっこいい 笑 キャリパー違うけど・・・

スタッドレスタイヤは

今回もMichelinを購入しようと思います。F39の際はサイズラインナップの関係で旧世代のX-ICE XI3を購入しましたが、今回X-ICEシリーズの新型『X-ICE SNOW』が8月にデビューするのでそれを狙うことにします。

https://media.michelin.co.jp/ja/2020/06/30/pr200630/

前モデルX-ICE+はさらに前のXI3のマイナーチェンジのような立ち位置でしたが、今回はトレッドパターンやコンパウンド含めて新設計。製品名にSNOWとありますが、特に雪道性能に特化したわけではなく、氷上性能も向上させているという触れ込み。

個人的には、トレッドパターンがシャーベット路面やウェット路面の排雪(排水)性を向上させたというところが気になっております。XI3も+も、シャーベット路面の走破性があまり良い印象が無かったので、今回の新タイヤはかなり期待できます。もちろん、X-ICE独自の利点である高速性能はそのまま。スピードレンジがTないしHの設定になっている美点が引き継がれているのもお気に入りポイント。

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