F60 1年定期点検

MINI F60
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5月末から更新をサボっておりまして。貧乏暇なし…と言いますが、駆け出し小会社は休むヒマもなくクライアント周りに営業に打ち合わせに…と日々悩殺されております。で、社用車1号のF60 MINI Crossover PHEVがやって来てから早1年です。

順調に走行距離を刻み続け、結果1年で36,000km走行するという結果でした。不思議と当初想定していたペースとぴったり(笑)今年の頭では「想定よりも少ない距離で終わりそうだなぁ」と思っていたのですが、6月からは毎週長距離移動の超多忙モードに入ったことで一気に距離が増加。シッカリ元を取っている格好。高速道路移動が主体だからか、走行距離の割にとても好調です。

で、検切れ車を購入しちょうど1年経ったってことで、1年定期点検の時期がやってきました。メンテパッケージは購入しなかったのでディーラー入庫する必然性はないのですが、ディーラーでなければ「確認できない」事項とディーラーでなければ「作業できない事項」があったので、今回は正規ディーラーに入庫しました。

ちなみに今回の代車はF46 2シリーズグランツアラー!(※その感想は後日別記事にて)

疑問:モーター駆動用バッテリーはどうやって消耗を測るのか?

さて、前述のとおりすこぶる好調なF60ですが、短期間での過走行+最近はあんまり外部充電していないという状況下で、PHEVバッテリーの劣化はどうなっているんだろうという疑問が。たった4万キロ弱で劣化するようなショボい造りではないと信じたいところですけど、バッテリーはどんなに気をつけていても劣化するものだと思っていますので、やっぱり気になります。MINI NEXT案件であれば中古車でもハイボルテージバッテリー保証があることは以前の記事にも書いたとおりですが、この保証も期限があることから『調子が今ひとつであれば手を打ちたい』と思っていました。

で、点検時にその旨を伝えて消耗具合を測ってもらおうと思っていたのですが、ここで意外な事実?が発覚。それは、

『細かく測る方法は存在せず、OKかNGかでしか判定できない』

という返答。ん?であればどうやって消耗を測るんだ?という疑問に行き着くわけですが、その方法がないのであれば仕方ない。じゃあ、わざわざディーラー入庫でなくとも…と思いましたが一応、点検を依頼しました。

ハイボルテージバッテリーの点検結果:問題なし

で、結局駆動バッテリーの診断結果は『目立った問題はなし』という結果でした。…そう記載されると、目立たない問題って何だ?と思ってしまいますが、それ以上の回答をもらえるわけではなさそうなのでコレでヨシとしましょう。

で、今回の点検は「何も問題なく」帰って参りました。前回のオイル交換時にスルーしたスパークプラグとエアクリーナー以外、交換が推奨されるパーツもなし。ちなみに、「走った距離の割にブレーキ消耗が少ないのは、高速道路走行がメインだからですね」と言われるほど、ブレーキパッド消耗が少ないようです。高速走行もそうですが、ハイブリッドの回生ブレーキもブレーキ消耗が少ない要因でしょうか。また、もうひとつの消耗品であるタイヤも残溝4.1~4.3mm。思っているより少し消耗が早いかなぁ。これも来シーズンには交換の必要がありそうです。今から銘柄選定にウキウキします(笑

わざわざディーラーに入庫した実の理由は…

さて、1年定期点検は法令で義務づけられていますが、受けなくてもペナルティを課されるわけではない(※注 24ヶ月点検、いわゆる「車検」は受けなければ厳罰です!)ですし、内容的にも特段正規ディーラーで受けないとマズいものではないわけですが、それでもあえてディーラーに入庫したのにはワケがバッテリー点検以外にもうひとつあります。それは、I-LEVELを「あえて」最新にしてもらうためでした。

実は先日のX2車検の際、ダウンシフト時のショックが気になる件を申し出た結果I-LEVELが最新になって帰って来たのですが、その際にApple CarPlayの環境が少し変わったことに気がつきました。それはFEMTOevoでRight Hand Driveを選択した状態でないにも関わらずApple CarPlayがRHDモード(※上記写真はLHDモード。ステータスバー位置が画面左側。なのでRHD化=ステータスバーが右側に表示されます)になったということ。コーディングで切り替えることができないはずなので、システム自体に『何らか』の改修(改良?)が入ったことが窺えたのです。

一方、F系MINIの件。こちらはセンターディスプレイの端が円形になっているため、純正仕様のCarPlayはフルスクリーンになりませんでした。また、FEMTOevoを利用してフルスクリーンを強制的に有効化しても表示がおかしい(端が切れてしまう)という状態。(※詳しくは↑過去記事参照)

「もしかしてI-LEVELを上げると、F型MINIのCarPlay環境が改善されるかも?」という淡い期待を持って、ディーラーにSGプログラミングを依頼してみました。ちなみに何も不具合がなくプログラミングをする場合、私が懇意にするディーラーの場合工賃4,400円がかかります。。。

結果、思ったとおりに!以前実施したFEMTOevoのデータが使えない(※たぶん前回実施から期間経ったのでデータ期限切れ)という弊害はありましたが、もう一度料金を支払いアクティベーションしてみたところ、端が途切れないフルスクリーンCarPlayの夢を見ることができました。

なお実際には、フルスクリーンになったものの画面サイズが左右に少し小さくなった、というのが正解。そのためUI関係が少し窮屈に配置されるようになりましたが、操作できないよりは全然マシで、ようやくコレでCarPlayを活用できるようになりました。ちなみに写真2枚目はYahoo!カーナビの稼働状態。今までは地図の拡大・縮小ボタンがタッチできませんでした(笑

参考までに、今現在のI-LEVELは21-03-574となり、iDriveソフトウェアもXX-007.030.001になりました。物好きの方は自己責任でどうぞ。もしかすると、LCI2化も出来るかもしれません(笑

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